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古いiPhoneを最新のiOS 15などにアップデートすると、動作が遅く・重くなったように感じることがあります。
この原因と解決方法について、Appleに詳しいYouTubeチャンネル「Apple Explained」が解説しています。
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古いiPhoneがiOSアップデートで重くなる・遅くなる理由
実は以前、Appleが意図的に古いiPhoneの動作を重たくして、最新機種の購入を促しているのではないかという噂がありました。
実際フランスでは「Appleが古いiPhoneの処理能力を落としている」との起訴もありました。しかし、「BBC NEWS」が報じたAppleの主張によれば、これは最新iPhoneの購入を促す為ではないそうです。
では、動作が重たくなってしまう原因が何かというと「バッテリーの経年劣化」と新しいOSに必要な「電力」が関係しています。
例えば、iPhone 12など比較的新しいiOSにアップデートしても、ほとんど処理能力は低下しないでしょう。しかし、さらに古いiPhoneをアップデートした場合では、何かしらの問題が発生する可能性があります。
これは、バッテリーが劣化しているために、プロセッサに十分な電力を供給できないからです。特にバッテリーの最大容量が80%以下になった状態でアップデートをすると、iPhoneに「動作遅延」「アプリの強制終了」などの問題が発生する可能性があります。
そのためAppleは、特にクラッシュなどの致命的な問題を回避するため、ソフトウェア・アップデートでピーク性能を制限していたそうです。なお、バッテリーの最大容量は「設定」から「バッテリー」、次に「バッテリーの状態」で確認する事ができます。
◇ 古いiPhoneの動作や反応を速く・早くする方法とは?
バッテリー劣化によって発生する電力不足の問題は、iPhoneのバッテリーを新しい物に交換することで、簡単に直すことができます。実際、「iPhone 6S」などでも、バッテリーを交換したら動作が速くなったという話もあるとのこと。
バッテリー交換は「AppleCare+」に加入していれば無料で交換できます。加入していない場合でも、最大8,140円(税込み)で交換することも可能です。これで最新のiPhoneを買うことなく最新のiOSを使うことができるはずです。