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「iPhone 15 Pro」のFace IDセンサーをディスプレイ下に埋め込む新技術をサムスンが開発していると、韓国のテック系メディア「The Elec」が報告しています。
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「iPhone 15 Pro」は埋め込み型のFace IDセンサーを採用、サムスンが開発中との噂
今年発表される見込みの「iPhone 14 Pro」シリーズはノッチを廃止し、フロントカメラとFace IDセンサーの部分に楕円形と円形の2つのパンチホールを入れるという噂があります。
「The Elec」によれば、来年発表される「iPhone 15 Pro」では、この中のFace IDセンサーがディスプレイ下に埋め込まれるとのこと。これにより、パンチホールがインカメラの分のみになります。
サムスンの技術は、同社のスマートフォン「Galaxy Z Fold 3」のディスプレイ下の隠しインカメラと同様に、Face IDセンサーを事実上肉眼では見えないようにするものです。
この技術では、カメラ部分の画素密度を低くすることで、カメラに光が届くようにしています。ただし、Fold 3の隠しインカメラには、「カメラ搭載部分のディスプレイの解像度が下がる」「写真の品質が下がる」という弱点もありました。
埋め込み型のFace IDセンサーが、既存のFace IDと同等の精度を確保できるかどうかはまだ不明です。テック系メディア「MacRumors」によれば、サムスンはカナダの企業「OTI Lumionics」と共同でこの技術を開発しているとの噂があるそうです。
「The Elec」は、サムスンの開発が予定通り完了すれば、来年の「Galaxy Z Fold」新モデルにこの技術を採用し、その後「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」にも搭載する予定だと述べています。
埋め込み型Face IDセンサーの噂は、これが初めてではありません。著名アナリストのミンチー・クオ氏は以前、2023年の新型iPhoneの一部モデルは埋め込み型Face IDを採用すると予想していました。また、ディスプレイ業界に詳しいロス・ヤング氏も「少なくとも2023年まで、Face IDがディスプレイ下に移動することはない」と主張しています。