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Appleが開発中と噂の「AR/VRヘッドセット」についての最新情報を、韓国のテック系メディア「IT News」が報告しています。
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AppleのAR/VRヘッドセットはマイクロ有機ELディスプレイを搭載、サムスンも対抗製品を開発の噂
海外デザイナーのアントニオ・デ・ローザ氏が作成・公開したApple ARヘッドセットの予測CG
「IT News」によれば、AppleのVRヘッドセットはマイクロ有機ELディスプレイを搭載しているとのこと。同メディアはこのマイクロ有機ELについて「より小さく、より薄く、より効率的である」と補足しています。
なお、「IT News」では「VRデバイス」とされていますが、著名アナリストのミンチー・クオ氏は以前、Appleの次期ヘッドセットがMR(複合現実)に対応すると予測しており、恐らくAR/VRの両方に対応したものとなるはずです。
マイクロ有機ELディスプレイについては、Appleは台湾TSMCと協力して開発したとのこと。また、プロセッサとしてはM1を搭載、OSにはiOSを採用とされています。
もう1つの興味深い報告が、Appleのライバルである韓国サムスンの動向についてです。「IT News」によれば、サムスンも新しいヘッドセット型デバイスの発表を目指しているとのこと。
サムスンはAppleのアプローチとは違う、ホログラム技術を応用したヘッドセットの開発に注力しているそうです。同メディアはこのホログラム技術について「物理的には存在しない物体が、あたかも本当に存在するかのように、生き生きとした映像として見える技術」としています。
このサムスンのヘッドセット型デバイスには、同社の独自チップセット「Exynos」と、AndroidベースのOSが採用されるとのこと。テック系メディア「9to5Mac」によれば、サムスンは、AR/XR技術に長けた米企業「DigiLens」と協力して技術開発しているようです。
サムスンはこのデバイスのプロトタイプの開発を完了しており、発売日もすでに決定されたそうです。台湾メディア「Digitimes」による最新の報告(MacRumors経由)では、対するAppleのAR/VRヘッドセットもすでに量産に向けた初期プロトタイプのテストが完了しており、2022年末までに発売の見込みとされています。