» インテルCEOも一安心。やっとAMDに追いつけそうです
2022年に入って、グラフィックボード不足が改善傾向にあり、価格や品不足が解消傾向にあるようです。
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NVIDIAやAMDのグラフィックボードの価格や品薄が改善
「Wccftech」が共有した3DCenterのレポートによると、AMDの「Radeon」シリーズ、NVIDIAの 「GeForce」シリーズのグラフィックカードの価格が大幅に改善され、入手難易度も下がっているとのこと。
同レポートによると、現在の価格はまだ「希望小売価格」には程遠いものの、ここ数カ月で状況は徐々に改善されているそうです。
AMDの「Radeon」シリーズの希望小売価格に対する現在の平均価格は145%で、先月の163%から大幅に低下しています。NVIDIAの「GeForce」シリーズの平均価格は157%で、先月の177%に比べ、こちらも大きく低下しています。
さらに価格が改善しただけではなく、在庫状況も改善され続けています。特にヨーロッパではほぼ十分な在庫が確保されており、唯一の問題である価格の問題も改善されてきているようです。
Radeonシリーズでは、RX 6500XTは希望小売価格199USドルをわずか17%上回る平均販売価格となっており、最も値上がり幅が小さくなっています。なお、最近登場したNVIDIAの「Geforce RTX 3050」は小売希望価格の149%増となっています。
2021年の5月にNVIDIAのグラフィックボードに見られた、平均価格が318%という状況に比べれば、現在はだいぶ改善傾向にあるようです。ただし「Wccftech」は、今後もマイニングブームによって価格が左右される可能性があると指摘しています。