Apple新「M2」は搭載可能メモリ4倍増、グラフィック性能も順当進化の予測

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2022年後半に登場すると予測されているAppleの次世代チップ「M2」について、様々な詳細な情報をテック系メディア「Appleinsider」が伝えています。

*Category:テクノロジー Technology|*Source:Appleinsider ,Apple Event

Appleの次世代チップ「M2」と現行チップ「M1」の違い


Appleの「M2」チップは、2020年に登場した「M1」チップの後継に当たるプロセッサです。このプロセッサは、M1に比べてCPU性能が微増、GPU性能が大幅向上することが期待されています。

「Appleinsider」によれば、M2チップはM1同様に5nmプロセスを利用し、8コアのCPUを搭載するとのこと。また、劇的な上昇ではないものの、CPUのクロックスピードが若干向上すると指摘しています。


より大きな強化が期待できるのはグラフィックです。M2チップのGPUは現在の7コア/8コアから9コアに増加し、さらに10コアのオプションも追加されるようです。

また、サポートするメモリ(RAM)容量も増加する可能性があるとのこと。M1チップでは16GBが上限でしたが、M1 Pro/M1 Maxでは最大64GBのメモリまでサポートしており、これがM2にも引き継がれるかもしれません。

ただし「Appleinsider」は、M2の性能がM1 Pro/M1 Maxの性能を超えることは無いだろうと指摘しています。M1 Pro/M1 Maxは、噂されているM2よりも2つ多い10コアのCPUを搭載しており、グラフィックに関してもM1 Proは14コア/16コア、M1 Maxは24コア/32コアのGPUを搭載することができます。


他にも、M1 ProとM1 Maxは映像制作のための専用ビデオエンコーダーを搭載していますが、これはM2には搭載されず、ハイエンドチップに限定された機能になる可能性が高いとのこと。

噂では、次に登場するiMacとMac miniのハイエンドモデルはM1 ProとM1 Maxが搭載されるといわれています。M2チップはその後に登場する新型「MacBook Air」、エントリーモデルの「MacBook Pro」「Mac mini」や、新型「iPad Pro」などに搭載される見込みです。

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