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米半導体メーカー大手のNVIDIAが、英国のファブレス企業ARMの買収を正式に撤回したと、米経済紙「Financial Times」が報じています。
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NVIDIのARM買収計画が失敗
2020年末、NVIDIAはARMを親会社であるソフトバンクから約400億ドルで買収することを発表しました。これは半導体市場に大きな影響を及ぼすとされ、当時のNVIDIAの株式は大きな値上がりを記録しています。
しかし英国の規制当局からの圧力により、取引は難化。英国は2021年11月、国家安全保障上の懸念を理由に、買収の調査を始めています。
また米国では、米連邦取引委員会が「半導体市場におけるイノベーションを阻害し、競争に悪影響を与える」という懸念から、2021年12月に買収を阻止するよう訴えました。
最近の報道では「NVIDIAはARM買収をほぼ断念している」と報じられていましたが、今回、Financial Times(Appleinsider経由)の報道によれば、この取引は正式に撤回されたとのこと。
NVIDIAという大きな買い手を失ったソフトバンクですが、同メディアが共有した業界筋からの情報によると、同社は2022年末までに新規株式公開によってARMを手放すことを希望しており、ニューヨークで上場させることを計画しているとのことです。