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2022年の9月頃に登場する見込みの「iPhone 14」シリーズですが、Touch IDは搭載されない可能性が高いようです。
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ディスプレイ業界筋がiPhone 14のTouch ID搭載について言及
経済紙記者のマーク・ガーマン氏は去年の1月頃、Appleは画面内指紋認証センサーの開発に取り組んでいることを示唆しました。
この指紋認証センサーは2021年のモデルに採用されるという噂もあり、Touch IDが「iPhone 13」で復活すると予測されていましたが、これは実現していません。
今回、ディスプレイ業界に詳しいアナリストのロス・ヤング氏が、「iPhone 14 Proには2つのパンチホールがある」というリークとともに、今年のモデルにもTouch IDが搭載されないことを改めて確認しました。
Doesn’t look like Touch ID this year…:(
— Ross Young (@DSCCRoss) January 12, 2022
今年はTouch IDはなさそうですね…:( (@DSCCRoss)
前述のガーマン氏は、AppleがFace IDを重視していることも伝えており、「できることならば、全てのMacやiPadでもFace IDを採用したいはずだ」と述べています。
反面、Face IDがiPhoneにしか採用されていないのは、コスト面での問題とのこと。そのため、Touch IDは安価なデバイスと高価なデバイスを差別化する方法として、引き続き採用されるだろうと示唆しています。
この考えが正しければ、iPhoneの主力モデルにTouch IDが復活することはまずないということになります。少なくとも、ヤング氏のリークを考えると、iPhone 14シリーズへTouch IDが搭載されることは期待しないほうが良さそうです。
ただし、iPhone SE 3は引き続きiPhone 8系統のデザインを採用し、Touch IDを搭載すると予測されています。iPhone SEは今後も安価なシリーズとして登場することが予想されているため、こちらはしばらくはTouch IDを継続するかもしれません。