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「Appleがプロ向けのカメラを販売したら?」という発想から作られた「Apple ProCam」の仮想CGが公開されています。
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Appleのプロ向けカメラ「ProCam」の仮想CG
この「Apple ProCam」のCGは、リーク情報をもとに作られているわけではなく、海外のデザイナー、アントニオ・デ・ローザ氏が考えた想像上の製品です。
ProCamは「もしAppleがプロの写真家のためにカメラを作るとしたら、どんな機能が含まれるだろうか」という問いに答えるようなデザインになっています。
外観はiPhone 13 Proのカメラモジュールだけを切り離しただけのようにも見えます。
しかしもっとも特徴的なのは、インクレスプリンター「StyleWriter Compact」を搭載している点です。いわゆるインスタントカメラのような機能です。
インスタントカメラは現在の主流ではありませんが、最近は「スマホで取った写真とは違った趣きがある」と一部で注目されています。
また、ProCamはプロ仕様のカメラレンズを追加できるなど、iPhoneのカメラにはない機能も備えています。
他にも、SiriやM1プロセッサーの搭載など、Appleらしい機能も盛り込まれています。
ホイールもあります。Apple Watchのデジタルクラウンのような形をしていますが、上部はミニサイズのタッチスクリーンになっており、モードをすぐに確認できるようになっています。
この仮想CGが考えられた背景には、Appleが1994年頃に発売した「QuickTake」というデジタルカメラがあります。この製品は失敗に終わりましたが、現在は「iPhone」というカメラで成功を収めています。
iPhoneは近年ますますプロ向けの撮影機能を充実させており、カメラ業界に影響を与えています。少なくともAppleがカメラ単体で売り出すことはなさそうですが、「Appleは大手カメラメーカーでもある」と考えてみると、また違った側面が見えてきそうです。