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ディスプレイ業界に詳しいアナリストのロス・ヤング氏が、Appleの「ARヘッドセット」について調査レポートで報告しています。
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AppleのARヘッドセットはソニー製マイクロ有機ELディスプレイを搭載と報告される
ロス・ヤング氏のレポートによると、AppleのARヘッドセットには、2つのマイクロ有機ELディスプレイが搭載されるとのことです。
この有機ELディスプレイはソニー製とのこと。ソニーは最近、VRヘッドセット向けに設計された4000ppi(1インチあたりのピクセル数)の超高解像度ディスプレイを発表しました。このレポートでは、ソニーがAppleの為にこの技術を開発した可能性が高いとしています。
レポートどおりであれば、ARヘッドセットに搭載されるディスプレイサイズは1.4インチ。iPhone 8のディスプレイが401ppi程度、iPhone 13 Pro Maxでも458ppiであることを考えると、ARヘッドセットのディスプレイ解像度は驚異的なものとなりそうです。
さらに3つ目のディスプレイとして、AMOLEDディスプレイが搭載されるそうです。AppleがこのAMOLEDディスプレイをどのように使用するかは定かではありませんが、テック系メディア「wccftech」は「低解像度の周辺視野に使うかもしれない」と指摘しています。
ロス・ヤングはまた、この高度なディスプレイ技術は高価格で提供され、AppleのAR/VRヘッドセットは数千ドルするだろうと述べています。この価格帯は、ヘッドセットが3,000ドル程度になるとする以前の噂と一致しています。
当初、AppleはそのAR/VRヘッドセットを専門家や開発者に提供するとのこと。正確には、AppleはWWDCイベントでAR/VRヘッドセットを発表し、年内に発売する可能性があるそうです。