コンサルタント会社「DSCC」は13日、2022年のディスプレイ業界の展望についてのレポートを公開しました。この中では、今後発売が期待されているApple製品に関しても触れられています。
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Appleの未来をミニLEDと有機ELのディスプレイで予測
ディスプレイ業界のサプライチェーンに精通するロス・ヤング氏による最新レポートでは、ミニLEDと有機ELを中心とした製品などについてまとめられています。
» 新型iMac Proは「MacBook Pro」と同等のディスプレイに
レポートによると、Appleが今後発売すると噂されている新型iMac(Pro)は、「MacBook Pro」と同様にミニLEDディスプレイを搭載するとのこと。
AppleがミニLED、120Hz可変リフレッシュレート、オキサイドバックプレーン(LTPO)を搭載した27インチiMac Proを発表。
AppleがPro Motion対応のiMacを春に導入することが期待されている。(DSCC)
Appleは2021年の冒頭に「M1」チップを搭載した「24インチiMac」の新型をリリースしましたが、27インチモデルはインテル製チップ搭載のまま更新されていません。テック系メディア「MacRumors」によれば、このiMacには「M1 Pro」または「M1 Max」チップが搭載することが期待されているとのこと。
» 折りたたみiPhoneなどその他のApple製品にも言及
レポートでは折りたたみiPhone、有機EL(OLED)搭載のiPadやMacBookに関しても触れていますが、これらの登場は早くても2023年で、実際には24年になる可能性が高いとしています。「MacRumors」によれば、AppleはLGやサムスンと協力して折りたたみiPhoneの開発に取り組んでいるようです。
iPhone 14に関しては、ノッチ廃止の方向で進んでいるとのこと。これは、最近多く噂されているパンチホールカメラの採用を指しています。
また、ディスプレイ業界全体の動きとして、有機ELとミニLEDディスプレイの競争では価格差が重要になると示唆しています。