NVIDIAの次世代ゲーミングGPU、GeForce RTX 40シリーズについて、新たなリークが登場しています。
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NVIDIAの次世代GPU、RTX 40シリーズはTSMC製で演算性能が大きく向上
テック系メディア『wccftech』が引用した台湾『DigiTimes』の最新レポートによると、NVIDIAの次世代ゲーミングGPU、GeForce RTX 40シリーズが2022年の発売に向けて準備されています。
『wccftech』の情報によれば、この“GeForce RTX 40”シリーズは演算性能が大きく向上し、クロックスピードが2.3~2.5GHzの場合では最大85~92TFLOPsの演算性能(FP3)となっているとのこと。これは、36TFLOPsの演算性能を持つ『RTX 3090』の2倍以上です。
これは理論値なので、実際のゲーム性能とイコールではありません。また、この2.3~2.5GHzが平均値なのか、ピーク時の値なのかはわかりませんが、前者であれば演算能力はさらに高くなる可能性があります。
同メディアによれば、RTX 40シリーズは、台湾TSMCの5nmプロセスを採用するとのこと。これはサプライヤー経由の情報であり、以前からのリークとも一致しているため、信憑性は高めです。
DigiTimes: (2021.11.30):
"Nvidia gaming GPUs getting major refresh next year, Taiwan factories all-out to support 5nm RTX40 generation" pic.twitter.com/K2fdjjhE3E
— RetiredEngineer® (@chiakokhua) November 30, 2021
前世代のRTX 30シリーズはサムスンの8nmプロセスで設計されていたため、この進化が性能の大きな向上につながっていると考えられます。
『wccftech』は、GeForce RTX 40シリーズは、AMDのRadeon RX 7000シリーズに真っ向から対抗する性能となるだろう」とまとめています。RTX 3090はゲームに8K/HDRという可能性を切り開きましたが、RTX 40シリーズではさらに多くのタイトルを余裕で動かせるようになりそうです。