2021年11月18日、今年もボジョレーヌーヴォー解禁日がやってきました!ワイン好きがウキウキする季節な訳ですけれども「オレンジヌーヴォー」という赤でも白でもロゼでもないワインに出会いました。飲んでみると・・・爽やかでおいしいんです!
※未成年者の飲酒は法律で禁じられています。お酒は二十歳になってから。
オレンジヌーヴォーとは?
今回手にしたのは「ジョルジュ デュブッフ オレンジ ヌーヴォー 2021」というワイン。
名前の通りオレンジ色の液色で、赤でも白でもロゼでもないワインです。しかし材料にオレンジが使われているというわけではなく、原材料は白ブドウなんです。
白ぶどうで作ったら白ワインなんじゃないの?と、思うじゃないですか。白ワインは白ブドウの皮や種を取り除いて作られるのに対し、オレンジワインは白ブドウの皮や種を取り除かずに作ったワインなんです。材料は白ブドウだけど、作り方は赤ワインの工程というもの。このオレンジ色は白ブドウの持つオレンジなんですって。不思議ですよね。
「オレンジ ヌーヴォー」と、“ヌーヴォー”という名前がついているということでもちろん、今年収穫され今年製造・出荷されたワインになります。
ラベルの表記では「辛口」にマークされていますね。どんな味なのか、実際に飲んでみました。
どんな料理にでも合うスッキリワイン!
ワイングラスに注ぐと綺麗なオレンジ色。赤でも白でもロゼでもないのは不思議な感じがしますが、ふわっと漂う香りはワインそのもの。
“ヌーヴォー”らしいフレッシュで若々しい白ブドウの香りがとっても爽やかです。
ラベルに冷やした方がおすすめとあったので、飲む前に冷蔵庫でしっかり冷やしました。
ひと口飲んでみると・・・爽やか!オレンジが使われていないのに、スッと爽やかな味は柑橘系を彷彿とさせる味ですね。飲んだあと口でキュッと口の中が閉まる様な感覚は赤ワインの渋みにも似ていて、まさに赤でも白でもロゼでもないワインの味。
冷たい時はキュッと爽やかな味だったのが時間がたつとトロッとまろやかな味に変化していきます。どの温度帯でも楽しめるので、食卓に置いてゆっくり味わうのにも向いていますね。
フルーティーではあるんですけどスッキリとした味なので、日本酒好きの方にもおすすめの味ですよ。
赤でも白でもロゼでもない「オレンジヌーヴォー」。ボジョレーヌーヴォー解禁と合わせて、ちょっとした変わり種として楽しんでみてはいかがでしょうか♪