iPhone試作機のロゴが「スターウォーズのデス・スターそっくり」だった理由

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映画『スターウォーズ』に登場する惑星デス・スターのようなロゴがついた『 iPhone 4』の試作機が、海外YouTubeチャンネル『DongleBookPro』で紹介されています。



*Category:テクノロジー technology|*Source:DongleBookPro ,STAR WARS公式サイト ,imore

デス・スターの背面ロゴがついたiPhone 4の試作機

動画に登場した『iPhone 4』には、確かに“林檎マーク”の代わりに、デス・スターそっくりな背面ロゴがあります。


映画『スターウォーズ』に登場した惑星デス・スター(初代)がこちら。スターウォーズを代表するものとして、ライトセーバーなどに並んで有名な「最終兵器」です。

出典:STAR WARS公式サイト

『DongleBookPro』の説明によれば、この『iPhone 4』はAppleの試作機とのこと。実際の製品版との違いとして、底面のネジやカメラの周りにリングがないことを挙げています。

底面にネジ穴が無いほうが『iPhone 4』試作機

試作機の背面のカメラにはリングがない

また、ディスプレイはRetinaに対応していないとのこと。インカメラは製品版と違い、赤い色がついています。


搭載されているソフトも違い、この機種にはiOS 4の最初期ビルドである8A133が搭載されているそうです。なお、隣のデス・スターのロゴが付いたケースはおそらくエンジニアが自作したものだと説明しています。


デス・スターロゴ付きの『iPhone 4』が登場したのはこれが初めてではありません。テック系メディア『iMore』は、「珍しいiPhone 4のプロトタイプがeBayに登場、背面に奇妙なデス・スターのロゴが付いている」というタイトルの記事を2012年8月に公開しています。


Appleが『iPhone 4』の試作機にデス・スターロゴをつけた理由について、当時の背景としてAppleが当時、未発表製品のリークに悩まされていたことを『DongleBookPro』は取り上げています。

同チャンネルの説明によれば、Appleは「税関やこれを見た人々が、これをディズニーの記念品の偽物のようなものだと勘違いし、結果的にリークを免れることを期待していた」とのこと。実際に効果があったのかは不明ですが、単に当時のエンジニアがデス・スター好きだった、という可能性も考えられます。

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