『Dogecoin(ドージコイン)』の爆発的なブームの後、2020年の8月にリリースされた暗号資産(仮想通貨)が『Shiba Inu(シバイヌ)』です。その名の通りマスコットに柴犬を採用しており、最近では起業家で億万長者のイーロン・マスクが柴犬の写真をツイートしたことを受けて大きく値上がりするなどして注目を集めています。
Floki Frunkpuppy pic.twitter.com/xAr8T0Jfdf
— Elon Musk (@elonmusk) October 4, 2021
*この記事はテクノロジーの動向を紹介するものであり、金融商品の勧誘や投資の助言ではありません。*カテゴリー:
仮想通貨『Shiba Inu』の特徴と今後
『Dogecoin』がLitecoinネットワークを採用しているのに対して、『Shiba Inu
』はイーサリアムを採用しています。つまり、『Shiba Inu』はスマートコントラクトの実装やNFTの発行を素早く行えるため、もし今後認知度が高まれば「インターネット上のネタ(ミーム)」としての話題性だけでなく、より実用的な価値を持つようになるかもしれません。
しかし、投資目的でこの『Shiba Inu』を見た場合には「400兆コイン」という莫大な量が流通している点に注意しなければなりません。仮に「1 SHIBA=1セント(約1.1)」を実現させるためにはGAFAに匹敵するような時価総額を実現しなければならないため、1コインあたりの価格の上値には限界があると言えそうです。
(↑)2021年8月〜10月にかけての『Shiba Inu』の値動き(出典:Coinmarketcap)
とはいえが今後値上がりする余地は十分にありそうです。一例を挙げると、『Shiba Inu』は大手取引所の『ロビンフッド』への上場を目論んでいるとされておりすでに、23万人以上の署名を集めています。もし、『Shiba Inu』がロビンフッドに上場すれば金額が大きく動く可能性があるので、いまの段階で投資をしておけば大きな利益が得られるかもしれません。しかし、何が起こるかわからないのも仮想通貨の投資の現実であるため、くれぐれもリスキーな投資であることを忘れてはいけません。
なお、『Shiba Inu』は日本国内の暗号資産(仮想仮想通貨)取引所では購入できませんが、海外では最大手の『Binance』などでは盛んに取引が行われているようです。