Pixel 6は「前モデルより80%高速」という「期待外れ」なリーク

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10月19日まで発表が迫る『Pixel 6』の公式紹介ページがリークされました。

公開されたページは数時間で削除されましたが、このリークから、『Pixel 6』の様々な仕様が判明しています。

*Source:9to5Google, @evleaks
*カテゴリー:テクノロジー technology

『Pixel 6』シリーズの充電速度と“Tensor”の進化


リークしたTwitterアカウント@evleaksでは、『Pixel 6』紹介ページのスクリーンショットが見られます。Twitterの画像圧縮により全文は読めませんが、同じリークを見た『9to5Google』は2つの重要な情報を確認し共有しています。

1つは、『Pixel 6』が最大30Wの有線高速充電に対応している点です。これは、前モデルの『Pixel 5』が18Wであったことを考えると、かなり大きなアップグレードです。ワイヤレス充電にも対応し、最大21W充電が可能とのこと。

これは有線充電、ワイヤレス充電のどちらでも『iPhone 13』や多くのGalaxy端末などの充電速度を上回る速度で、『Pixel 6』を選ぶ上での大きなメリットとなりそうです。

2つめに、独自プロセッサー“Tensor”について、リークされたページでは「80%高速」であると宣伝されていることが明らかになりました。これは前モデル『Pixel 5』と比較した場合で、内部調査に基づくものである、とのこと。


80%の性能向上というと大きな進化に見えますが、前モデル『Pixel 5』はそもそもミドルレンジ向けチップセットSnapdragon 765Gを採用しており、iPhoneなど他社ハイエンドモデルと比較すると地味な印象でした。

この宣伝からして、おそらく単純なベンチマークではTensorが『iPhone 13』のA15やSnapdragon 888を凌駕することはないでしょう。注目すべきGoogle初の独自プロセッサとしては、正直なところ「期待外れ」という感が否めません。

ただし逆に気になるのは、Googleがどこに注力して独自プロセッサを開発したのか、という点です。Googleは以前、Tensorによって写真や動画の処理性能が向上する、と公式に声明を出しており、注目すべきはAI機能や最適化なのかもしれません。




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