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インテルのパット・ゲルシンガーCEOが、同社の次世代CPU『Alder Lake』の革新性を、海外メディアCRNのインタビュー内で語っています。
Source:CRN, wccftech(1), (2)
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「AMDは終わり」インテルCEOが語るAlder Lakeの革新性
出典:wccftech
インタビューでゲルシンガーCEOは、CPU、GPU、ソフトウェアAPIなどの新製品の設計で、競合であるAMDのリードを終わらせることを宣言しました。
AMDはここ数年、堅実な仕事をしてきました。これまでの良い仕事を否定するつもりはありませんが、それはAlder LakeとSapphire Rapids(※サーバー向けCPU)で終わりです。
AMDのCPUは最近、性能面でインテルのCPUを完全にリードしたと周知されつつあります。しかし同CEOは、AMDにはないパフォーマンスとエネルギー効率の両面を進化させた次世代CPU、Alder Lakeがゲームチェンジャーになるとアピールしました。
ゲルシンガーCEOは、さらにAlder Lakeとインテルの未来に自信をのぞかせます。
インテルは戻ってきました。これらはカテゴリー内で最高の製品です。我々は最高の供給状況を持っています。我々は最高の品質のソフトウェア資産も持っています。そして、業界で最も尊敬されている老舗のテクノロジーブランドです。そう、これこそがチャネル・リーダーが顧客に提供すべきものなのです。
『wccftech』が報じたリークによると、ベンチマークCPU-zにおいて、Alder Lakeの1つであるCore i7-12700Kは、競合となるAMDの最新プロセッサRyzen 7 5800Xよりも45%高速だったとのこと。更にインテルの現行フラッグシップCPU、Core i9-11900Kと比較しても45%近く高速だったそうです。
出典:wccftech
もちろん、AMDが新アーキテクチャZen4でインテルをさらに逆転する可能性もあり、今後ますます生き残りを賭けたCPUの競争は激化すると考えられます。インテルの次世代CPU、Alder Lakeシリーズの発売は11月頃になる見込みです。