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Appleのティム・クックCEOが、スマホやネットへの依存について懸念を示しています。
Apple CEOが懸念するSNSと“メンタルヘルス”の問題
出典:MacRumors
オンラインマガジン『Bustle』のインタビューの中で、クック氏は主にスマホなどのテクノロジーやネットへの依存症の問題について主張しました。
私は常に、テクノロジーは人類に奉仕すべきであり、その逆であってはならないと考えてきました。そして、人々がテクノロジーを使いすぎることをいつも心配していました。そこで私たちは、人々が実際にデバイスに費やしている時間を正しく読み取ることができるよう、スクリーンタイムを発表しました。
クック氏自身もスクリーンタイムによって、デバイスを自分が意図していたのとは違う使い方をしていたことに気付いたことがあると話しています。
さらにクック氏は、SNSの「延々と続くスクロール」が、ユーザーを「ネガティブ」な気持ちにさせていると指摘。Appleはユーザーに、iPhoneで何かを成し遂げたり、お客様に家族や友人とのつながりを楽しんで欲しいのであって、“無意味なスクロール”をして欲しいわけではないと述べました。
インタビューの中でクック氏は、現代において「“メンタルヘルス”は危機的状況にある」とも述べています。なおクック氏は、AppleのCEOとしての日々のストレスには、瞑想をしたり、“自然の中に身を置くことで、世界の中で自分が取るに足らない存在だと感じる”ことで対処しているそうです。
瞑想といえば、故スティーブ・ジョブズもよく行っていたことが有名です。海外メディア『Forbes』は以前、ジョブズだけでなく、ビル・ゲイツ氏など多くのビリオネア達も瞑想をしていることを指摘し、瞑想の重要性を語っています。