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期待するんじゃなかった。
Appleから『iPhone 13』シリーズが発表されました。その大半は素晴らしかったのですが、どうしても許せないのがところが一つだけあったのです。
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Appleさん。iPad miniのアレ、iPhone 13にはないんですか
『iPad mini』が発表されたときには、そりゃもう大興奮でした。なにより一番うれしかったのは、USB-Cポートが搭載されているということ(動画の15分22秒〜)。
iPad miniは新たにUSB-Cポートを備えているので、iPad Airと同様の優れたUSB-Cの機能性を得られます。つまり、前世代より最大10倍速いということです。(中略)これは、すばらしいことです。
え、Appleさん、こんなにUSB-C褒め称えちゃっていいの？この後に新型iPhone発表するんでしょ？あ、もしかしてAppleさん、ついに『iPhone 13』にUSB-Cを採用しちゃう〜？
しちゃいませんでした。
かわりに、機能性が低くて、USB-Cの10分の1しか速度が出ない、すばらしくないポートが搭載されてました。
なんでだよ！前世代より10倍速いUSB-Cポートはどこにいったんだよ！Appleさん、もう発表会ではLightning端子に一言も触れないし！
今や大半の製品がUSB-C採用してるのに、規格が違うLightningケーブルが必要(しかも別売り)って、エコ重視なAppleさん的にどうなの？頼むから、持ち歩くケーブル減らさせてくれ！！！
とまあ、発表イベントを見ながら激怒していた筆者ですが、寝て起きたら落ち着きました。
確かにAppleからしたら、USB-Cを今から『iPhone 13』に付けるより、新しい独自規格のMagSafe充電を推したいのも分からなくもないです。それに、その欠点を除けば『iPhone 13』ホント素晴らしい製品です。
でも、最後にティム・クックが言っていたように「ユーザーを第一に考えている」なら、USB-Cはいち早く採用してほしかった、というのが正直な気持ち。12万円以上するProモデルに時代遅れの規格が搭載されっぱなしなのは、ちょっとモヤモヤしてしまいます。
