EcoFlow(エコフロー)の新型ポータブル電源、『DELTA Pro』を試しました。本体に搭載された多彩なポートと、家庭用の電源にもなる大きな容量が特徴的な製品です。
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『DELTA Pro』は『MacBook』5台とスマホ4台を同時に充電可能
『DELTA Pro』で『MacBook』5台と『iPhone』や『Kindle』等を4端末を同時に充電してみました。この状態でもしっかりデバイスは充電されています。
ここに空気清浄機も加えてみましたが、問題なく電源を付けることができました。
電力消費の大きい電子レンジ(500W)も試してみました。こちらも問題なく動かせるようです。
電子レンジの動作中は『DELTA Pro』の内部で冷却ファンが回っている音が聞こえます。日中なら気になりませんが、深夜などには若干気になる程度の音量でした。電子機器の充電や使用程度では冷却ファンは動作しませんでしたが、電力消費の大きいものを使う際は注意したほうがよさそうです。
『DELTA Pro』のバッテリー容量は3,600Wh。86%の状態から充電など様々な用途で3、4時間ほど使用したところ、消費は7%程度でした。
メーカー公称では、停電時に必要な家庭の電力を約2日間まかなうとのこと。災害などでの長い停電や、複数人でのキャンプなどでも大活躍しそうです。
これだけの大容量ですが、充電は一般的なコンセントから可能です。そしてスペック上では、最大まで充電するには約3時間とのこと。容量を考えるとかなりの高速充電です。
80%からの充電では約46分とLCD画面に表示されています。充電はおおよそ時間通りに完了しました。ただし、充電中も冷却ファンが回る音がする点には注意が必要です。
なお、『DELTA Pro』の充電はEVステーションで充電することが可能とのこと。充電用のインフィニティポートは前面右に搭載されています。
『DELTA Pro』のメーカー公称では重さは約45kg。実際に持ち上げて階段を運びましたが、成人男性2人でやっと、という感じでした。
ただし本体後部に車輪が付いており、キャリーバッグのように運ぶことも可能。平地ならば1人で運ぶことも容易です。
前面の充電ポートはUSB-Aが4つ、100W出力のUSB-Cポートが2つです。そして20AのAC出力コンセントが4つと30AのAC出力コンセントが1つ。
前面左にはシガーソケット126W、DC5521 38W、アンダーソンコネクター 378Wが搭載されています。『DELTA Pro』全体での出力は定格で3,000W、瞬間出力は6,000Wとなっています。
付属品としてはソーラーと接続するケーブル(※ソーラーは別売り)と本体充電用のコンセントケーブルが付属していました。ただしこちらは試供品のため、実際の製品版とは異なるようです。
『DELTA Pro』は応援購入サイトMakuakeにて予約販売中。数量限定で価格は239,500円からとなっています。詳細はこちら。
エネルギー新時代!EcoFlow最高傑作、ポータブル蓄電池『DELTA Pro』
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