GoogleのAndroidスマホ、『Pixel 6』シリーズの一部機能や発売時期などが、同社の公式Twitterにて発表されています。
『Pixel 6』シリーズ公式発表、独自チップセットやあの便利機能を搭載
『Pixel 6』シリーズは、かねてより噂されていた独自プロセッサとして、GoogleTensorを搭載することが明らかになりました。
We made a chip!#Pixel6 is powered by our first ever smartphone SoC: meet Google Tensor
(5/13) pic.twitter.com/0Kts53Tfqm
— Made By Google (@madebygoogle) August 2, 2021
詳細な性能は明かされていませんが、Googleのハードウェアチーフのオステロフ氏は海外メディアThe Vergeからのインタビューで「他のプロセッサーとは大きく異なる」と話しています。
『Pixel 6 Pro』は6.7インチのディスプレイを備え、リフレッシュレートは120Hz。ディスプレイの端はわずかに湾曲したエッジデザインとなっています。カメラは4倍光学ズームの望遠レンズを含む、トリプルカメラ構成です。
『Pixel 6』は6.4インチのディスプレイを備え、リフレッシュレートは90Hzとなっています。望遠レンズは搭載せず、デュアルカメラ構成になっているとのこと。
また、画像を見る限り、『Pixel 6』はProモデルに比べ、ややベゼルが厚くなっていることが確認できます。
そして、『Pixel 6』シリーズは指紋認証センサーをディスプレイ内に埋め込んだ“画面内指紋認証センサー”を採用しているとのこと。ライバルである『iPhone』シリーズなどにはまだ搭載されていない機能で、この機能の搭載は『Pixel 6』シリーズの大きなアドバンテージとなりそうです。
『Pixel 6』と『Pixel 6 Pro』のカラーバリエーションは以下の通り。カラーの正式名称はまだ明らかになっていません。
1枚目が『Pixel 6』、2枚目が『Pixel 6 Pro』
なお、The Vergeによるインタビューによれば、オステロフ氏は『Pixel 6』シリーズがまごうことなきフラッグシップ端末だ、とした上で、この『Pixel 6』シリーズが「プレミアム価格の製品になる」と認めたそう。
この“プレミアム価格”がどの程度を指すのかは不明ですが、The Vergeは1,000ドル(約11万円)以上になるかもしれない、と予測しています。『iPhone』シリーズのProモデルに近い価格ですね。
Googleの公式発表によれば、『Pixel 6』シリーズの発売は今秋とのこと。
Alright. One last piece of info: #Pixel6 and #Pixel6 Pro, powered by the brand new Google Tensor chip, are coming this fall. 🎉
That’s all we’re going to share for now. 🤐
(12/13)
— Made By Google (@madebygoogle) August 2, 2021
まだまだ詳細は明かされていませんが、大方はこれまでのリーク通りとなっているようです。『Pixel 6』シリーズはこれまでとは異なる、Googleの本気の実力がみられるスマホとなりそうですね!