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3Dプリンターを活用して、本当に走る『ランボルギーニ・アヴェンタドール』を再現した親子が海外で話題となっています。
Source:3dprintingmedia.network,lasersterling
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ことの始まりは、息子のある“おねだり”
ことの始まりは、物理学者のスターリング・バッカス氏が、レースゲームが好きな小さな息子から「これを作ってくれない?」とお願いされたこと。それは、イタリアの超高級車『ランボルギーニ・アヴェンタドール』でした。
画像は『ランボルギーニ・アヴェンタドール』公式サイトより
バッカス氏はそこで、3Dプリンターを活用して、本当に走る『ランボルギーニ・アヴェンタドール』を、息子と一緒に作成することにしました。
もちろん3Dプリンターのみで車を作り出すことはできません。しかし、車の大部分は3Dプリントで、フレームもオリジナル。物理学者としての知識を生かして、ゼロから設計されているのです。
エンジンは古いシボレーに搭載されていた『LS1』を使い、その他はランボルギーニの中古パーツなどを組み合わせて設計しています。
そして、外装部分。車体のほとんどには3Dプリンターが使われています。ただしこれには強度の問題があったため、カーボン繊維で3Dプリントしたパーツを包んだそうです。
未塗装の段階で、すでにかなりクオリティが高いことが分かります。見た目は全く『ランボルギーニ』そのものですが、デザインにはオリジナル要素も加えられているそうです。
パーツのデザインは『ランボルギーニ・アヴェンタドール』をベースにしていますが、それぞれのパネルを大きく変えて、私たちのデザインセンスを加えています。
そして塗装された状態がこちら。ほとんど本物と見分けが付きません。
バッカス氏はこの計画について「3Dプリンターがなければ不可能だった」と語っています。この計画は現在も進行中で、現在も様々な改良が加えられているようです。
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