イラストコミッションサービス「Skeb」が、本日2021年6月1日(火)よりすべての手数料を完全無料化、さらに小説機能にも対応しました。今回の手数料無料化について、発案・製作・開発者であるなるがみ(@nalgami)氏のツイートをまとめてみました。
Skebの手数料がゼロに
本日2021年6月1日(火)より、イラストコミッションサービス「Skeb」の手数料が完全無料化。大きな話題を呼んでいます。
また、テキスト(小説)にも対応する形でサービスの拡張も図られました。
「Skeb」とは、ユーザーが特定のクリエイター(プロ・アマチュア問わず)に金銭を支払い、イラストなどの制作をお願いするシステム。
公式で「端的に言えば投げ銭付きお題募集サイトです。「リクエストを送る」「納品する」の1往復で途中のやり取りが一切ありません。」と示されている通り、クリエイターに寄り添った形のイラストコミッションサービスとなっています。
「リテイクなどを受け付けない」といったことがサービス側で定義されているため、無理なくお題に対応できるということで、大きく需要が広がり事業が拡大。
今回のニュースもあってか、登録クリエイターはすでに6万人を突破しています。
そんな中、今回の手数料無料化の意図や、今後の予定などについて、発案者であるなるがみ(@nalgami)氏のツイートをまとめてみました。
法人税が大変なことになりそうなのでその分をクリエイターさんに還元することにしました
— なるがみ (@nalgami) June 1, 2021
今回の手数料無料化は、どうやら法人税の節税が目的であるとのこと。運営の利益が心配……という方もこれで安心ですね。
また、今後いつまでこれが続くのか、ということについても言及されています。
グループ会社の連結子会社になるまでの間、Skebのすべての手数料を無料にします。いつ終了するかは未定です。
— なるがみ (@nalgami) June 1, 2021
手数料無料化は、グループ会社の連結子会社になるまでの間とのこと。ただ、いつ終わるかは未定なので、今のうちに気になるクリエイターさんにリクエストを送っておくのが良いかも?
なお、現時点でなるがみ氏は「Skeb」の株式を全譲渡しており、経緯もツイートにて説明されています。「グループ会社の連結子会社になるまで」というのは、この辺りの動きを指していそうです。
この度、Skebを運営する株式会社スケブの全株式を総額10億円で譲渡する契約について、株式会社実業之日本社と合意に至りました。
先日総登録者数100万人を達成し急激な成長を続けるSkebは、個人運営の趣味サービスから、本日より同社の子会社となり事業拡大を目指します。
経緯をツリーで説明します。 pic.twitter.com/bfeiUdsc9A— なるがみ (@nalgami) February 12, 2021
ちなみに今回話題になったことを受けて、なるがみ氏は「Skeb」を始めた真意や、今後の予定についてもツイートしています。
基本方針は変わらず「クリエイターファースト」であることは、今後も変わらず続いていくようで安心ですね!
若い子が「スケブってお金払うやつでしょ」って言わせたらサービスの目的が達成だと思う。意味の上書き。
— なるがみ (@nalgami) June 1, 2021
Skebはもともと知っていた憧れの作家さんにリクエストできることに最も重きを置いていて、クリエイターを検索、比較することは単価の低下を招くので、検索機能を拡充させたり、Twitter以外のログインを提供することは今のところありません。
— なるがみ (@nalgami) June 1, 2021
こんにちは!手数料0%宣言、有言実行マンです!
— なるがみ (@nalgami) June 1, 2021
また、「Skeb」を利用する方への注意点についても、改めて告知されています。
Skeb始める方へhttps://t.co/hKUXVLLCmY pic.twitter.com/gz9479n5UC
— なるがみ (@nalgami) June 1, 2021
詳しい内容などについては、Skebの公式Twitter(@skeb_jp)、あるいは公式サイトを見てみましょう。
今後もますます拡大していくと思われる「Skeb」。クリエイターの立場を尊重してくれるサービスとして、これからも第一線を走り続けてほしいですね。