M1搭載iPad Pro「最大50％高速」はウソ？本当？第三者によるベンチマークが驚愕の結果に！

2021.05.122023.12.05

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Appleは先月、独自プロセッサ『M1』を搭載したiPad Proシリーズを発表しています。現時点では未発売なものの、端末の性能を測るベンチマークテスト「Geekbench 5」の結果が海外メディアに掲載されています。Appleが言う「最大50％高速」は本当なのか？気になる結果をチェックみましょう！

*Source: MacRumors

M1搭載iPad Proのベンチマーク結果がリーク。他のApple製品と比較すると？

Geekbench 5はCPU/GPUのスコアを測定できる、WindowsやMacに加え、iOS、Androidなどのモバイル端末でも動作するベンチマークソフトです。ちなみに基本的には無料で利用することができます。

この測定結果がGeekbenchの共有サイトへ登録されました。そのCPUスコアと、比較対象となる端末のスコアが以下。

M1 iPad Pro：7,284
A12Z iPad Pro：4,656
A14 Bionic iPhone 12 Pro：3,893
M1 MacBook Air：7,378
Core i9 16″MacBook Pro：6,845

驚くべきことに、A12Zを搭載していた前モデルのiPad Proに比べ、スコアは約56％も上昇。つまり、Appleの「M1 iPad Proは前モデルより最大50％高速」というAppleのマーケティングに嘘はなく、むしろそれ以上の結果を出しているということです。前モデルが既に高速であったことを考えると、そこからさらに大幅な性能アップを実現していることは驚異です。

M1搭載iPad ProのGPUスコアに関しては20,578となっており、前モデルに比べて約71％上昇しています。iPad Pro以外のデバイスと比べても、M1搭載iPad Proは、iPhone 12にはもちろん、M1搭載MacBookにすら劣らず、16インチMacBookなどの一部のモデルにはむしろ勝っているのです。