良いドメインがゲットできれば、将来、大きく値上がりするかもしれません。
仮想通過の支払いを受け取れる「.crypto(ドットクリプト)」や「.zil(ドットジル)」のドメインを取得できるサービスが「Unstoppable Domains(アンストッパブル・ドメインズ)」です。
Unstoppable Domains
アンストッパブル・ドメインズとは?
公式解説動画(英語):ブロックチェーン・ドメインとは?
これまで長く使われてきた「.com」や「.org」などの一般的なドメインとくらべて、「.crypto」などのブロックチェーン・ドメインは何が異なるのでしょうか?
ブロックチェーン・ドメイン
の特徴は2つ。1つめは、ドメインを宛先として仮想通貨による支払いが受けられること。2つめは、検閲(強制シャットダウン)がされないウェブサイトを構築できる点です。
まずは、1つ目の特徴について見ていきましょう。
通常、仮想通過による支払いを受けるにはランダムな文字列がならぶ複雑なウォレットアドレス(写真右側のイメージ)を使用します。これは常人には記憶不可能で、やっかいなことに1文字でも間違えたら送金が受けられないばかりか、仮想通貨を失う可能性もあります。それを「hogehoge.crypto」のような覚えやすくて、間違いづらいアドレスにできるのがブロックチェーンドメインのメリットです。
「.crypto」の場合、ビットコイン、イーサリアム、ライトコインなど、70種類もの仮想通貨により支払いが可能です。
もうひとつの特徴は検閲なしのウェブサイトを構築できる点。
一方でブロックチェーンドメインはその所有権をブロックチェンで分散管理しています。
つまり、仮想通過と同様にキーを保持さえしていれば、その権利が保証されるということ。
さらに、「Filecoin」などを利用した分散型ストレージにコンテンツをホスティングすれば、検閲やテイクダウン(調整停止)が極めて困難なウェブサイトを構築できます。これは犯罪に使用されると厄介ですが、まっとうなジャーナリストが情報を発信する権利が与えられていない国などにおいては表現の自由を守る武器にもなります。
このようなメリットがあるブロックチェーン・ドメインは、近年大きな注目を集めており、覚えやすくビジネスに活用できそうなドメイン名は既に非常に高価な価格で取引されています。また、ドメインの取得は商標などで保護されているものを除き、先に取得した人の物になる仕組みです。
「.crypto」のドメインは安いものなら40ドルから、クレジットカードによる支払いで購入できるので、自分の名前、ハンドル名、社名、サービス名、そして値上がりしそうなドメインをゲットしたい場合は早めに購入するほうが良いでしょう。ブロックチェーンドメインは、以下のウェブサイトから取得できます。