記事作成時点で2,973円という格安スマートバンド『Huawei Band 4e』は一般的な機能はちゃんと備えつつ、靴に付けられるという個性も光る製品です。この記事では実際に使用したレビューをお届けします。
▽ 『Huawei Band 4e』を使ってみた!
早速『Huawei Band 4e』を腕に装着してみました。着け心地は軽く、慣れると着けていることを忘れそうなほど。横幅が細いので、筋トレや作業中にも邪魔にならないサイズです。
付属のシリコンバンドは細いですが、しっかりした留め具がついています。ふとした拍子に外れてしまったりすることはまずないでしょう。
ディスプレイは白黒で、残念ながらタッチ操作には対応していません。ディスプレイ下にある白い枠の部分がタッチセンサーになっていますが、操作のバリエーションはタッチと長押しのみ。操作の自由度が低いため、基本的にはスマホの専用アプリ『Huawei Health』からの操作がメインとなりそうです。
バンドから取り外してみると『Huawei Band 4e』はかなり小さいことが分かります。スマートバンドは比較的コンパクトなものが多いですが、中でも小ぶり。手持ちのスマートバンドと比べても一回り小さいです。
Mi Band 4との比較
靴に装着する”フットモード”を『Huawei Watch GT2 Pro』と一緒に試してみた!
『Huawei Band 4e』をバンドから外し、付属のケースにはめ込むことで、靴に装着できるようになります。
ケースにはめ込むと『Huawei Band 4e』は「フットモード」になり、ランニング/バスケットボールの計測に特化した状態となります。この状態では、ステップ数やケイデンス、接地/滞空時間など、主に下半身の動きを計測することができます。
さらに別売りの『Huawei Watch GT2』シリーズ等と接続することで、ルートや酸素飽和度などの詳細なデータも得ることが可能。なお、「フットモード」でのみ2台同時にアプリと接続することができます。
実際に『Huawei Watch GT2 Pro』と『Huawei Band 4e』を接続した状態で、小走り程度に軽くジョギングしてみました。実際に取れたデータはこんな感じ。
かなり詳細なデータが取れていることが分かります。地面との接地時間などは、靴に付けているからこそ測れるデータですね!他にも、心拍数や消費カロリーはもちろん、通ったルートなどまで詳細に記録することができました。
Huawei Wathchと合わせて使いたいスマートバンド『Huawei Band 4e』
『Huawei Band 4e』はHuawei Watchシリーズと合わせて使いたいスマートバンドです。正直なところ、単体で使うスマートバンドとしてはタッチ操作の非対応など、機能不足を少し感じます。しかし他の『Huawei Watch GT2』シリーズ等と組み合わせることで、これまで測れなかった下半身の動きの詳細なデータを取れるのが『Huawei Band 4e』の大きなメリットです。
『Huawei Band 4e』の価格は現在Amazonで2,973円から。比較的安価なスマートバンドとしても、かなり安い部類に入ります。ランニングの詳細なデータが欲しい方や『Huawei Watch』シリーズを使う方にオススメのスマートバンドです!
おもな仕様と価格
- 本体サイズ:12.7×8.6×3.7(cm)
- 本体重量:17g
- バッテリー駆動:約14日間
- 防水:50m防水
- 価格:2,973円(送料・税込み)
※メーカー公称値