Motorolaから新5G対応スマホ「Motorola Edge S」が中国国内向けに発表されました。米クアルコムのチップセット「Snapdragon 870」を世界で初めて搭載したモデルです。
ゲーム性能はiPhone 12以上!?Snapdragon 870初搭載の「Motorola Edge S」
- 3.2GHzのSnapdragon 870を世界初搭載
- 6.7インチ液晶ディスプレイ(90Hz駆動)
- 64MPメインのトリプルカメラ+ToFカメラ
チップセットはSnapdragon 870。ゲーミングスマホへの採用が多い「Snapdragon 865+」をベースとした改良チップセットです。
プロセスこそ7nmですが、性能はお墨付き。ベースの「Snapdragon 865+」がiPhone 12シリーズ搭載の「A14 Bionic」よりも良いスコアだったため、Snapdragon 870もゲーム性能などではA14に勝っている可能性が高いです。
CPU性能の指標の一つとなっている、Snapdragon 870のCPUクロック周波数は3.2GHz。これはモバイル向けチップセットとしては世界一です。あくまで指標の一つですが、処理性能にはかなり期待できます。
ディスプレイは2520×1080pxの6.7インチ液晶。有機ELではありませんが、リフレッシュレートは90Hzと滑らかです。
アウトカメラは64MP(標準)+16MP(広角)+2MP(ポートレート)のトリプルカメラ構成に加え、ToFカメラを搭載。
インカメラはダブルパンチホール型で、16MPの標準カメラと8MPの広角カメラを搭載。インカメラで広角カメラを採用しているスマホは珍しいです。
バッテリーは5000mAhで、iPhoneと同じ20Wの急速充電に対応。防滴規格はIP52となっています。ゲームなどに使い勝手が良い3.5mmイヤホンジャックを搭載しているのもポイントです!
まさかの3万円台!日本発売も期待したい”コスパ最強”スマホ「Motorola Edge S」
価格は6GB RAM+128GB ROMのモデルが1999元(約3.2万円)からで、現状ではコスパ最強のスマホといえる価格設定となっています。
メーカーがMotorolaのため、日本発売も期待したいところ。このスペックでこの値段なら、日本のスマホ市場では価格破壊モノです。
グローバル発表は行われていませんが、あるとすれば近々行われるでしょう。続報があればお伝えしますね!
画像はMotorola(中国)