Anker製の完全ワイヤレスイヤホン(TWS)「Soundcore Liberty Air 2 Pro」が先日発売され、ガジェット界隈はその話題で持ちきりです。
ガジェットも音楽も大好きな筆者、岩佐も当然Air 2 Proは気になっており、結局Amazonで発売開始と同時に購入。そして先日やっと手元に届きました。
そんなAir 2 Proにもそろそろ慣れてきたので、今回はAir 2 Proを音質から操作感まで徹底的にレビューしていきます。購入を迷っている方はぜひ参考にしてくださいね!
装着感は良し!イヤピース交換には注意
ケースはSoundcore Libertyシリーズでおなじみのスライド式。これ好きなんですよね~。
サイズはAirPodsと同じぐらい。重さはAirの名の通りかなり軽いです。
本体の軽さも相まって、装着感は良いです。耳介にうまく引っかかる形になっているので、軽いランニング程度では外れないと思います。
イヤピースが9種類と多いのも良いポイントです。私は標準のMサイズでピッタリでしたが、中々イヤホンが合わない方でもこれなら問題ないかと。
ちなみにイヤピースの交換ですが、これについては要注意。ノズル部分もイヤーピースも短いタイプなので、一般的な交換用イヤーピースは上手くはまらないかもしれません。
音質は価格以上に良い!けど2 Proには劣るかも
音質は1万円台のTWSとしてはかなり良いです。正直なところ、これまでレビューしてきた2~3万円台のTWSより音質が良い印象。音質は個々人の好みもありますが、解像度や音域などは十分高品質です。
高音、中音、低音のバランスは良いです。低音もしっかりと出ているので、音量を上げれば迫力のある音楽が楽しめると思います。
ただ同じAnkerのハイエンドTWS「Liberty 2 Pro」には迫力(特に低音)が一歩劣る気もします。Air 2 Proは軽さにスペックを振っているので、そこは仕方ないのかもしれません。同時に発売された「Life A2 NC」のほうが迫力あるというレビューも散見するので、迫力第一!って方はそちらの方が良いかも。
右は以前まで使っていたLiberty 2 Pro
反面、Air 2 Proはバランスが良く聞き疲れしにくいのがメリットです。Liberty 2 Proは迫力が凄い分聞き疲れしやすいんですよね。作業用などにはAir 2 Proのほうが向いていると思います。
ノイズキャンセリング機能は感動モノ。外音取り込みモードは要改善
ノイズキャンセリング機能(ANC)は感動的です。車通りの多いところでも、ほぼ最低音量で音楽をしっかりと聞き取れます。
ANCのモードには室外、室内、交通機関の3モードがあります。モードによって特性がかなり異なるので、場面に合わせて切り替えるとより効果的です。
毎回切り替えるのは面倒な方はとりあえず「室外」モードがオススメ。イヤホンを付けていて気になる風切り音も、室外モードにするとほぼ聞こえなくなります。
公共機関モードは主に低い騒音を取り除いてくれるので、車や電車に乗る機会が多い方にオススメです。特に電車内でのイヤホンの使用感は、ANCありとなしで全然違いますよ。
外音取り込みモードですが、正直これについては不満です。「音声フォーカス」では声と同じ高さの騒音も拾ってしまうので、結局オフモードとあまり変わらない印象でした。
アップデートである程度改善できる気もするので、今後に期待。とはいえ、あまり使う場面のないモードなので私は気にしていません。