先日、近所のカルディで気になる商品を見つけました。もへじの「ゆず香るお雑煮」313円（税込）。お雑煮用の餅でも、だし汁でもありません。レンジで温めるだけで1人前の立派なお雑煮が楽しめるという、カップ入りレトルト商品なんです！
公式サイトを見てみると新商品として紹介されています。お正月のお雑煮にもぴったりじゃないですか！
1食あたり150kcal！ 小腹がすいた時の夜食にも
内容量265g。餅、具材、だし汁が全て入っているためずっしり重みがあります。
具材の内容は、九州産ブランド鶏「華味鳥」を使用したつくねと、大根・白菜・人参・椎茸と具沢山。だし汁は鶏がらスープをベースに昆布出し汁、ゆずの香りをほんのりきかせ上品な味わいに仕上げているとか。
カップに具材を入れてレンチンするだけ
蓋を開けてみると、角餅と具材入りのだし汁が別々になって入っていました。
カチカチの状態の餅を、まずカップに入れます。
その餅の上に、だし汁＋具材を投入。
蓋をして、500Wで約3分、600Wで約2分50秒加熱すれば完成です。
ゆずの香りがふわっと広がる
だし汁は鶏がらや昆布だしの旨味に加え、具材から出る甘さもプラスされていて、あっさりながらも奥深い味わいが楽しめます。ゆずの風味も上品。
具沢山な野菜の中に、ゴロっと大きなつくねが1つ入っています。軟骨が入っているようなコリコリ系のつくねではなく、ふわっと柔らかいタイプで、だし汁がしみていてとても美味しい！
主役の餅は、一番下に入れて加熱したにも関わらず、カップの底にへばりついていません。意外なほど元の形を保ったまま姿を現しました。
食べてみると、ほどよい歯応えが残った状態で、やや伸びるかなといったかんじ。もっとデロンデロンにとろけてしまうだろうと予想していたので、とても食べやすかったです。加熱時間が足りなかったかなと思い追加でレンチンしてみましたが、見た目も餅の固さも変化なし。柔らかくなりすぎず、ある程度食感は残るタイプのようです。焼き餅のようなパリッと感や香ばしさはありませんが、ゆで餅好きの筆者としては好みのしっとり具合でした。
すまし汁仕立てに角餅パターンのお雑煮は、関東出身の筆者からすると馴染みある美味しさでしたが、いつもみそ仕立てや丸餅で食べている他地域の方にとっては、珍しいお雑煮になるかもしれません。
今後、日本各地のご当地お雑煮をシリーズ化していただけたら…！ 手軽に食べられるので、ぜひ色々な味わいで試してみたいです。
お店：カルディコーヒーファーム
メニュー：ゆず香るお雑煮
価格：313円（税込）
公式サイト：ゆず香るお雑煮 265g – カルディコーヒーファーム
(文・写真 3suke)
(編集：かーこ)
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