ASMRにおすすめなイヤホン・ヘッドホンを紹介します。
ASMR向けイヤホン・ヘッドホンの選び方
耳がゾクゾクする快感の音、ASMRを楽しむにはイヤホン・ヘッドホンの利用がおすすめです。
スピーカーではASMRの音が拡散してしまうため、ASMRの細かい音を聞き取ることができません。
では、ASMRを楽しむためにはどんなイヤホン・ヘッドホンがおすすめなのでしょうか?
このページではまずは選び方から解説します。
イヤホンはカナル型がおすすめ
まず、ASMR向けのイヤホンにはカナル型がおすすめです。
イヤホンには大きくわけてインナーイヤー型(耳掛け型もふくむ)とカナル型の2つの種類があります。
このうちインナーイヤー型は外の音が入ってくるため自然な音が楽しめますが、外の音が邪魔をするためASMRには向きません。
逆にカナル型は耳を密閉するため、ASMRの音だけをより楽しむことができます。
このことからASMR向けのイヤホンはカナル型がおすすめです。
ヘッドホンは密閉型がおすすめ
続いてヘッドホンです。こちらもASMR向けには密閉型がおすすめです。
ヘッドホンも開放型(オープンエアー型)と密閉型の2種類があり、同じ理由で密閉型の耳を塞ぐタイプがASMRにおすすめです。
ただし密閉型はその構造から耳を強く押さえるタイプが多いため、長時間つけていると耳が痛くなってくることがあります。
購入する前に試着をおすすめします。
有線とワイヤレスのどちらがおすすめ?
続いて「有線とワイヤレスのどちらがASMRに向いているか?」ですが、これはどちらでも構いません。
ただし、「動画の映像と一緒にASMRを楽しみたい」場合は、ワイヤレスイヤホンだと音が遅延することがあります。
そのためワイヤレスイヤホンではAACやaptXなど、音の遅延があまりない接続方式のものを選ぶことがおすすめです。
ASMRにおすすめの有線イヤホン『final E500』
『final E500』は音にこだわりのある声優の小岩井ことりさんが、「えっちなイヤホン」と表現したことで有名になったイヤホンです。
バイノーラル技術を用いて音の方向感を再現しているため、ゲームやVRに向いています。
そして音の方向性がわかるという点が、ASMRにぴったりなのです。
嬉しいのはそのお値段。なんと公式価格で2,020円です。ASMR入門としてはピッタリの有線イヤホンだと言えます。
なお、『iPhone』で利用する場合はLightningポートに接続するための『Lightning – 3.5 mmヘッドホンジャックアダプタ』が必要です。
ASMRにおすすめのワイヤレスイヤホン『AirPods Pro』
Appleの『AirPods Pro』はカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです。
ノイズキャンセリングを搭載しているため、通常のカナル型イヤホンよりもASMRの音を楽しめます。
『iPhone』との相性も良く、ASMR以外の普段遣いもできるため『iPhone』ユーザーなら持っていて損はない製品です。
ただし価格が30,580円と高いため、SONYの完全ワイヤレスイヤホン『WF-1000XM3』も選択肢に入ります(実売22,000円前後)。
ASMRにおすすめのヘッドホンTASCAM『TH-06』
TASCAMの『TH-06』は、録音した音をそのまま鳴らすことに特化したモニターヘッドホンです。
そのためASMRの音の細かい変化を楽しむことに向いています。
何よりおすすめな理由は、『YouTube』でのASMR投稿者として有名なhatomugiさんとのコラボモデルが最近リリースされたこと。
ASMRを作っている人がコラボモデルを出すほどのヘッドホン、おすすめでないわけがありません。
就寝時のASMRにおすすめのイヤホン『ADV. Sleeper Wireless』
「寝るときにASMRを聞きたい!」という人におすすめのイヤホンは、『ADV.(アドバンスド) Sleeper Wireless』です。
このイヤホン、音質はそこまで良いというわけではありませんが、なんと言っても眠るときに邪魔にならないところがおすすめです。
寝返りをうってもワイヤレスタイプのため有線が引っかかることがありませんし、横を向いてもハウジングが出っ張っていないため耳が痛くなりません。
これまでサンコーの寝ながら使える快適イヤフォン『SILICN53』(横を向いたときに耳にやや刺さって痛い)や、パナソニックのステレオインサイドホン『RP-HJE150』(サンコーほど痛みはないが、線が引っかかるため気になる)を使ってきましたが、『ADV. Sleeper Wireless』に切り替えてからはそのような不満とはお別れできました。
ASMRに限らず、眠るときのイヤホン選びで悩んでいる人は『ADV. Sleeper Wireless(3,300円)』を試してみてください。