Googleが満を持して発表した5G対応スマホ、Google「Pixel 5」。”a”のついていないGoogleのフラッグシップですが、今モデルの性能はミドルレンジ程度となったことが話題となっています。
今回はそんな賛否両論のPixel 5を実機レビュー。手に持ってみて初めて分かる良い点、悪い点をお伝えします!
「Pixel 5」実機レビュー。触り心地はまるで”石”
Pixel 5の第一印象は、思ったより小さいということ。ディスプレイは6インチと十分なサイズですが、前回レビューした5.7インチのPixel 4aと見た感じは変わりません。
素材にアルミを採用した筐体は、まるで石のような触り心地です。間違いなく高級感はPixel 4aよりもありますね。ただ、見た目には少しプラスチック感が残っている印象も。マットな黒色なので、若干は仕方ないのかもしれません。
細ベゼルな6インチディスプレイは最高!90Hzはもはや必須
ディスプレイを点灯してみて分かるのが、圧倒的なベゼルの細さ!左右ベゼルもさながらですが、加えてPixel 5は上下のベゼルも同じ細さを維持しています。特に下ベゼルは”あご”と言われるほど大抵のスマホでは厚みが出る部分なので、ここを細くしたのはお見事です。
この筐体のコンパクトさと6インチの大画面を両立したのがPixel 5の最も良いところ。本当にサイズ感がちょうどよく、邪魔な大きなノッチもありません。
そしてディスプレイは90Hzリフレッシュレートに対応。60Hzのスマホに比べ、操作感はけた違いです。もはやフラッグシップに高リフレッシュレート機能は必須と言っていいかもしれませんね。
写真だと太く見えますが、実際はかなり細いです
革新的な”隠れステレオスピーカー”を採用。でも音質がイマイチ
Pixel 5の極細ベゼルの上部分には、通話用のスピーカーの穴が見当たりません。もちろん搭載されていないわけではなく、ディスプレイ下の内部にスピーカーがあります。
通話とメディア再生で兼用されているため、下部搭載(こちらは穴あり)のスピーカーと合わせてステレオ再生にも対応。ステレオスピーカーは今や必須ですよね。
ただし、YouTubeで音楽を再生してみたりすると、明らかに上部分のスピーカーの音質が劣ります。通話用なら十分ですが、出来ればメディア再生用には別の独立スピーカーを搭載してほしかったところです。
スピーカーの穴がない
使ってみて分かる”Googleらしい”スマホ、Pixel 5の良さ
全体的な評価としてPixel 5は、普段使いに最適な5Gスマホだと感じました!シンプルなデザインやベゼルの細さにはGoogleらしさが感じられ、UIと端末の一体感が素晴らしいです。
Pixel 5の価格は約7.5万円から。ミドルレンジとしてはやや高めですが、この満足感はPixel 5にしかないものです。今後、進化したPixel 5のカメラレビューも今後行う予定なので、ぜひ購入の参考にして下さいね!
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