Vlog文化の発展により、カメラメーカー各社が手軽でコンパクトなハイクオリティ動画機を取り揃えてきました。
そんな中、発売された、”気軽に、スマートフォンよりもハイクオリティな撮影をしたいトラベルVlogger”向けのカメラ「LUMIX G100」。YouTuber御用達の傑作動画機「LUMIX GH5」と同じパナソニック製品ですから、期待せずにはいられません。
今回はパナソニック様から実機をお借りできたので、じっくり使ってみたいと思います!
「LUMIX G100」
8月20日に発売された、パナソニックのミラーレスマイクロフォーサーズカメラ「LUMIX G100」。「気軽に、スマートフォンよりもハイクオリティな撮影をしたいトラベルVlogger」をメインターゲットとし、小型軽量化、スマートフォンとの簡単連携、そして動画撮影に適した機能の充実、が特徴のカメラです。
約2,030万画素のMOSセンサーを搭載し、4K/30p、1,920×1,080/60pなどの動画記録、V-Log L記録に対応。また、約368万ドットのEVFと、3.0型184万ドットのバリアングル式モニターを搭載しています。さらに、高性能のマイクや手振れ補正を備えていて、正に動画撮影用カメラです。
「LUMIX G100」前回の紹介記事はこちら→
【Vlog撮影を快適に】パナソニックの小型軽量ミラーレス一眼「LUMIX G100」登場!
開封の儀
では早速開封していきたいと思います!
今回は、12-32mm標準ズームレンズとトライポッドグリップが付属するVキット(DC-G100V)をお借りしました。
内容物はご覧の通りです。
ボディ単体のみを買ったかのような小さい箱に、レンズもグリップも納まっていました。
レンズ交換式カメラですが、購入時からレンズは装着してあるようです。
レンズキットのみでの販売であるところをみると、基本はこのキットレンズを主に使って欲しいのでしょうか。もちろんレンズ交換式ですので、マイクロフォーサーズレンズを自由につけることもできます!
まるでコンデジ。
手に取って、いや……目で見てまず驚きました。
”ちいっっさっっ!”
コンパクトデジタルカメラと変わらないほど小さいボディでありながら、レンズ交換式のミラーレス一眼と言うじゃあありませんか。数字でサイズは知っていましたが、実際に手にしてみてその小ささに驚きました。
トライポッドグリップ
今回、同時発売されたトライポッドグリップ。
本体とカメラとは有線で接続し、手元にある二つのボタンでシャッター、録画開始/停止、カメラのスリープの操作ができます。
軽いながらもしっかりと握りやすい形状になっていて、まさに片手で手軽に撮影できるVlogger向けのカメラですね。
また、ミニ三脚としても使うことができるので、手持ち撮影だけでなく定点撮影にも重宝するアイテムです!
手軽にハイクオリティ。
さて、本題の動画性能についてです。
「LUMIX G100」の特筆すべきポイントは、”マイク性能”と”手振れ補正”でしょう。
軽く試し撮りをしてみた感想をまとめていきたいと思います!
普段動画撮影はあまりしない私(スチルカメラマンです)の素人意見ですが……
マイク性能
マイク性能は、良い、です。
ノキア「OZO Audio」の技術を採用した、本体の頭頂部にある三つのマイク。他製品の内蔵のマイクと比べて、クリアな音を撮れていると思います。
もちろん外部マイクには及びませんが、紹介にある通り確かに内蔵マイクとは思えない音質での撮影が可能でした!”手軽”という面において、内蔵マイクのみでここまで高音質な撮影ができるのはGOODです。
手振れ補正
手振れ補正も、しっかり効いていました。
ボディ内電子式手振れ補正を採用しているため、オンにすると画角がクロップされてしまいます。OFF/標準/強 の三段階に設定が可能ですが、画角のクロップと補正との折り合いを見て、標準の設定が実用的だと思いました!
静止画もハイクオリティ!
動画撮影に強いカメラですが、もちろん静止画もハイクオリティなものが撮れます。
解像感もあり、InstagramなどSNSの投稿も捗りそうです。
作例も何枚か載せておきます。(すべてjpeg撮って出しです)
まとめ
今回はパナソニック様からお借りした、”気軽に、スマートフォンよりもハイクオリティな撮影をしたいトラベルVlogger”向けのカメラ「LUMIX G100」のレビューをしてきました。実際に触ってみて、”こんな小さいのに案外やるやん。”と、購入するか迷い中です。
小型軽量と性能が両立した、手軽にハイクオリティな動画撮影ができるカメラに仕上がっています。気になった方は是非チェック、購入してみてくださいね!
「LUMIX G100」の詳細はこちら→
▶パナソニック「LUMIX G100」
▶Amazon購入ページ
(文:一之瀬しの。)
(編集:momozow)