9月7日、XiaomiのサブブランドPocoはグローバル向けにXiaomi Poco X3を発表しました。
Poco X3のスペック&機能を解説。ステレオスピーカーが嬉しい
Xiaomi Poco X3の主なスペック
Poco X3のスペックはほぼ事前にリークされていた通りとなりました。発表ではゲーム向けの機能が強くアピールされています。
- Soc:Snapdragon 732G
- OS:Poco Launcher2.0(Android 10)
- メモリ(RAM+ROM):6GB(LPDDR4X)+64GB/128GB(UFS2.1)
- ディスプレイ:6.67インチLCDディスプレイ(120Hz駆動、2400×1080 FHD+)
- リアカメラ解像度:64MP(メイン)+13MP(広角)+2MP(マクロ)+2MP(深度)
- インカメラ解像度:20MP
- オーディオ:ステレオデュアルスピーカー(イヤホンジャック搭載)
- サイズ:165.3×76.8×9.4(mm)
- 重さ:215g
- バッテリー:5160mAh(33W高速充電)
- その他:IP53対応、NFC搭載
- 価格:約2.5万円から
Socには初めてSnapdragon 732Gを搭載。Snapdragon 730Gの上位版で、残念ながら5Gには非対応となっています。
背面のメインカメラは64MPと高解像度で、その他に広角、マクロ、ポートレート(深度センサー)のクアッドカメラ構成となっています。
メインカメラはSony性能のIMX682を採用。ただし前モデル「Poco X2」ではより上位のIMX686が採用されており、事実上のダウングレードとなりました。
また海外スマホとしては防水規格のIP53に対応。他にもNFC、側面指紋認証など、欲しい機能はほとんど揃っている印象です。
ゲーム機能、冷却機能が大幅強化
Poco X3はゲーム機能が強くアピールされています。
Poco X3は独自の冷却技術「LiquidCool Technology 1.0 Plus」を採用しており、長時間のゲームプレイなどでも端末が熱を持つことを防ぎます。
また、ゲームプレイで重要なディスプレイは120Hzリフレッシュレートに対応しており、より滑らかなゲーム体験が可能です。
ただし一般的になってきた有機EL(AMOLED)ではなく液晶パネル(LCD)を採用しており、この点がPoco X3の最大の欠点となっています。
ステレオスピーカー、イヤホンジャックを両方搭載しているところは嬉しいポイント!この2つはゲーマーにとって必須ですよね。
超コスパなPoco X3!日本発売はある?
価格はヨーロッパで199ユーロ(約2.5万円)から。基本的にヨーロッパ価格は高く設定されることが多いため、超格安といっていいでしょう。
日本発売は今のところアナウンスされていませんが、可能性は十分あるように感じられます。
Redmi Note 9Sの日本発売からはしばらく時間がたっており、もうそろそろ後継機としてPoco X3を投入してきてもおかしくはありません。
ゲーム機能やカメラが非常に優れ、約2.5万円と安すぎるPoco X3。日本発売も期待しています!
画像はPocoグローバル公式より(英語)