中国ZTEが8月13日「ZTE AXON20 5G」を発表しました。実際に発売されるスマートフォンでは、世界で初めて画面内カメラを搭載しています。
ZTE AXON20 5Gのスペック
ZTE AXON20 5Gは「ZTE AXON」シリーズの最新端末です。スペック的にはハイエンドではなく、ミドルレンジスマホに当たります。
ZTE AXON20 5Gの主なスペック
- Soc:Snapdragon 765G
- OS:MiFavor 10.5(Android 10)
- メモリ(RAM+ROM):6GB+128GB
- ディスプレイ:6.92インチAMOLEDディスプレイ(FHD+ 2460×1080)
- リアカメラ解像度:64MP(メイン)+8MP(広角)+2MP(深度)+2MP(マクロ)
- 画面内インカメラ解像度:32MP
- 価格:約3.4万円
詳細なスペックはこちら(中国語)
SocにはSnapdragon 765Gを搭載。クアルコムのミドルレンジ向けSocの中では最も性能が良く、5Gにも対応しています。
カメラは優秀と言っていいでしょう。メインには64MPの高解像度なカメラを搭載しており、このスマホの最も大きな特徴であるインカメラは32MPとかなり高画質です。
有機EL(AMOLED)ディスプレイは6.92インチと大きめ。欠けのない画面をたのしんで欲しいというZTEの思いが感じられます。
価格は約3.4万円。ミドルレンジとはいえ、初の画面内インカメラ搭載機にしてはかなり安いのではないでしょうか。
画面下インカメラはすぐに普及しそう
画面下インカメラを初めて搭載したZTE AXON20 5G。「初搭載」とつくものは大抵価格が高騰するのですが、AXON 20は約3.4万円と安価です。
この価格設定を考えると、今後登場する画面下インカメラ搭載のスマホも価格が高騰することはなさそうです。少なくとも折り畳みスマホのようなプレミア価格はつかないでしょう。
すでに画面下インカメラの技術は完成しつつあり、今後大幅に採用端末が増えてきそうです。今スマートフォンの購入を考えている方は、ちょっと待っても良いかもしれませんよ。
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画像はZTE公式サイトより