Googleが大人気のAirPodsに対抗すべく発売したTWS(完全分離型)イヤホン「Pixel Buds」。今回実機レビューをする機会を頂いたので、その音質や機能、質感をお届けします!
Google純正イヤホン「Pixel Buds」の実機レビュー
箱の内容はこんな感じ。
別サイズのイヤーチップが2セット付属しています。充電ケーブルも付属しているのはうれしいですね。
ケースやイヤホン本体にはGoogle特有の質感の高さが感じられます。ちなみにケースはType-cポートを備えており、Qi規格のワイヤレス充電にも対応。
イヤホン本体はIPX4の防水に対応しています。少なくとも少し雨に濡れた程度で壊れることはなさそうです。
装着感はGood!ピタッとしていて軽い
装着感は耳につけていることをつい忘れそうなほど快適です。このPixel Buds、イヤホン本体の重さが5.3gと超軽いんです。
ハウジングのサイズはEarPodsと同じくらい。バッテリー内蔵でこのサイズは凄いですね。
装着方法も他のカナル型イヤホンとは違う感じ。耳に「差し込む」というより「ハメる」といった感じです。その割に遮音性はしっかりしています。
この軽さは癖になりそう。外歩きなどで使うのにも本当に快適なのでオススメ。ただし思ったより遮音性が高いので、周囲には十分注意してください。
Pixel Budsの音質をチェック!中音寄りのチューニング
Pixel Budsの解像度は高く、とても良い音質だと感じました。ドラムのハイハットの細かい音がしっかり聞き取れ、ギターの粒感、バスドラムの空気感までよく伝わってきます。
チューニングは中音寄り。逆に言えば高音と低音はあまり強くありません。
筆者は普段audio-technicaのモニターヘッドホンを愛用しているのですが、それと比べても中音寄りです。ドンシャリ系が好きな方にはあまり向いてないかも。
中音が強いとボーカルがしっかりと聞き取れるので、J-POPなどが好きな方には特にオススメ。耳が疲れにくいのも中音寄りのメリットですね。
接続は楽ちん!操作は慣れるまで時間がかかるかも
接続は簡単。端末と初回の接続が終われば、次回からはケースを開けるだけで自動的に接続されます。ちなみに今回のレビューでは「Pixel 4a」と接続しています。
端末側にはイヤホンの電池だけでなく、バッテリーの電池残量まで表示されていました。これはけっこうありがたいです。
イヤホンの操作はタッチ操作を採用。Pixel Budsに限らず最近、タッチ操作を採用したヘッドホンやイヤホンは多いです。が、正直操作が難しいんですよね。
操作はこんな感じ。慣れれば操作感は気にならなくなると思いますが、誤タッチが多くなるのも難点です。
総評:Androidユーザーにはオススメ!ただし残念なポイントも
Pixel Budsの完成度は高く、オススメ出来るTWSイヤホンです。ただし残念に感じたポイントがいくつかあります。
1つが最近標準装備になりつつあるノイズキャンセリング機能がないこと。Pixel Budsの遮音性は十分高いですが、搭載されていればなお良かったです。
もう1つはApt-Xコーデックに対応していないことです。Apt-Xはラグ、音質の点で優れており、Androidスマホとの接続はApt-Xが主流になっています。使用した限りでは問題ありませんでしたが、できれば対応してほしかったですね。
この2点が気にならなければPixel Budsはオススメです。特に質感や装着感はピカイチで、ここまで軽くフィットするイヤホンはなかなかありません。
Androidユーザーの中でも、とくにGongoleファンやPixelユーザーには最高のTWSイヤホンです。Google純正の質感の良さを存分に楽しめるので、ぜひ購入してみて下さい!
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