ガジェットの耐久テストで有名なYouTubeチャンネル「JerryRigEverything」で、11インチiPad Pro(第2世代)の耐久テストが行われました。
削る!燃やす!曲げる!やりたい放題
テストしているのは、チャンネルオーナーのZackさん。筆者が知る限りでは、世界一スマホやタブレットを破壊した人です。
ディスプレイ耐久度テスト!保護フィルムは必要?燃やしてもイイ?
まずはディスプレイのスクラッチテスト。モース硬度を基準に、傷のつきにくさを調べます。
モース硬度は「何かでひっかいたときの傷のつきにくさ」です。モース硬度「1」が爪で傷づく程度の硬さ、最高の「10」がダイヤモンド程度の硬さを示します。
iPad Proはモース硬度6~7のところで傷がつきました。これは石英などで傷がつくレベルです。ほとんどのスマートフォンのディスプレイはモース硬度6~7であり、iPad Proも同じゴリラガラスを採用していると見られます。
次に耐熱テスト。ディスプレイの熱への強さを測ります。ライターの火を当てるとその部分のディスプレイが真っ黒に!しかし、十数秒で回復しました。ある程度の熱耐性はあるようですね。
思いっきり曲げてみた
次はベンドテストです。このテストは、iPad Pro用の純正キーボード付きケース「Magic Keyboard」をつけた状態と、つけていない状態でテストします。
テストと言っても、やることは簡単。そう、思いっきり曲げるだけ!
結構ガタイの良い成人男性のZackさんが、手で力いっぱい曲げても曲がりません。Magic Keyboardに入れた状態のiPad Proはかなり頑丈な様子。
次に、キーボードケースから外した状態で曲げると、、、
見事に真ん中で折れてしまいました!2018年のiPad Proも同じベンドテストで折れており、iPad Pro本体の強度は第2世代も変わっていない模様。やはりこの大きさでこの薄さとなると、耐久性は低くなってしまうのかもしれませんね。
結論:iPad ProはMagic Keyboardと一緒に持ち歩こう
テストの実際の動画はこちら。「JerryRigEverything」のZackさんは、主にスマホなどの耐久テスト動画をアップロードしています。
普段iPad Proを持ち歩く方は、Magic Keyboardに入れて持ち運んだ方がよいでしょう。バッグなどに入れていても、ぶつけた拍子に壊してしまう可能性は十分あります。Magic Keyboardはディスプレイから側面まで覆ってくれるので、傷や落下による損傷も防いでくれそうです。
iPad Proのディスプレイは頑丈なため、これだけでもフィルムはいらないかもしれません。ただ、絶対にディスプレイに傷をつけたくない、中古での販売を考えている方は、フィルムもつけた方が安心です。
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画像はJerryRigEverythingより