◆新イベントスタート!
8月某日--。
7月のお題を思った以上にアッサリとクリアーしてしまった俺は、
「いやあ~、時間が有り余っちまったので、対馬(『ゴースト・オブ・ツシマ』)にでも行ってヒマを潰してくるかね^^ もちろん、『あつ森』を持ってな^^」
と、世界の余裕独り占め状態となって、クーラーの効いた部屋でアイスコーヒーを楽しんでいた。
公認プレイヤー・角満、48歳の夏--。
技も精神も充実を極め、いままさに灼熱の時を迎えようとしていた。前回の日記に書いた惨劇は、すでに記憶の彼方にすっ飛んで“なかったこと”になっている。
「ふふふ。俺の勢いに恐れをなしたのであろう。今月はAppBankからの連絡が遅いではないか」
カレンダーの数字は、8月3日となっていた。
いつもだったら、月が切り替わる直前に、「来月のお題は……こちらです!!」と、AppBankのパズドラ柱から連絡があるのである。それが……今月は、3日になっても音沙汰がなかった。これを受けて、先方との窓口になっている同僚のたっちーが言う。
「もしかして……いつもヘロヘロになって攻略しているキサマの体たらくに呆れ、連載が打ち切りになったのでは??」
密かにもっとも恐れていたことを、たっちーはズバリと突いてきた。5秒前までふんぞり返っていた公認プレイヤーはどこへやら。俺はかわいそうなほどのオロオロ声を出した。
「ややや、やっぱりソレなんですかね……(゚ロ゚;))((;゚ロ゚) どどどど、どうしましょどうしましょ(; ̄□ ̄)」
激しく取り乱し始めた瞬間、たっちーが「あw」と笑う。
「……と思っていたら、パズドラ柱からメールが届いたでw “8月のお題です!”だってさwww」
「んもう!!!!>< あああ、慌てさせないでよぉん!!!><」