【マクドナルド】フィレオフィッシュはなんで箱なの? チーズ小さいよね? 気になる疑問をぶつけてきた!

2019.10.30

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マクドナルドにて先日「新フィレオフィッシュのメディア向け試食会」があり、せっかくの機会なのでフィレオフィッシュの疑問を広報さんに直接ぶつけてきました！

フィレオフィッシュの疑問

今月、全国のマクドナルドで順次リニューアルされている「フィレオフィッシュ」。1971年、マクドナルド日本上陸から今までずっと販売され続けている人気メニューに関する疑問をマクドナルドの広報さんに直接ぶつけてきました！

今回ぶつけた疑問は5つ。
・なんで、ハンバーガーなのに魚なの？
・この魚、何ていう名前ですか？
・ぶっちゃけチーズ小さいですよね？
・なんで箱パッケージなの？
・雨の日に売れるって本当？

順番に見ていきましょう！

なんで、ハンバーガーなのに魚なの？

1965年にアメリカで開発された「フィレオフィッシュ」。

なんと、開発者はマクドナルド本社の人ではなく、ある地域のフランチャイズオーナールー・グルーンさん。ルー・グルーンさんの持つお店のある地域は熱心なカトリック教徒が多く「金曜日はお肉を食べない」という習慣がありました。

お肉を食べない＝ハンバーガーを食べないということで、金曜日の売り上げが低いことへの打開策として生まれたのが「フィレオフィッシュ」。しかも、フィレオフィッシュの販売を開始すると金曜だけじゃなく他の曜日の売り上げまで上がったんだそう。

それを見たマクドナルド本社が、これは全国で取り入れよう！　と、なってレギュラーメニューになったとのこと。

「金曜日はお肉を食べない」から、こんなにおいしいフィレオフィッシュを考えついたルー・グルーンさん凄すぎる！

この魚、何ていう名前ですか？

フィレオフィッシュに使われている魚は「スケソウダラ」。

スケソウダラって、フライや煮付けにしてもおいしい日本人にも馴染みある魚ですよね。だからフィレオフィッシュ食べるとちょっとホッとするというか、和風ではないけど、和を感じるところがあるんでしょうね。

ちなみに、マクドナルドで使うスケソウダラはすべてアラスカのベーリング海で獲っていて、港に着いたらすぐ工場に運んで3枚おろしに。それを、大きな四角い形にして冷凍してタイに輸送。タイでフィッシュポーション1個の大きさ加工され衣がつけられているとのことです。

その様子はマクドナルドの公式ページで見られます。
→食材の道のりフィッシュ（魚）篇 | McDonald’s Japan

ぶっちゃけチーズ小さいですよね？

フィレオフィッシュ食べてるときに、他のハンバーガーに比べてチーズ小さくない？って思ったことありませんか？

これは錯覚でもなんでもなくて、フィレオフィッシュのチーズは通常サイズの1/2とのこと。このサイズがフィッシュやタルタルソースのおいしさを邪魔しない最適サイズということで発売当初から変わらず1/2サイズなんですって。

途中で小さくなったのではなく、ずーっと1/2サイズだったとは驚き！　最適サイズかもしれないけど、筆者的には大きなチーズのフィレオフィッシュも食べてみたいなと思ったり(笑)。

なんで箱パッケージなの？

現在フィレオフィッシュのパッケージは四角い箱。ぶっちゃけ食べにくいし、なんで紙で包むスタイルじゃないんだろう。むしろ昔は紙でしたよね？　と、聞いてみると・・・。

日本でフィレオフィッシュを発売した当初は発砲スチロール素材の箱でした。それが、条例で使用できなくなって、1995年からしばらくはラップ(紙で包む方法)になっていたんです。

でも、フィレオフィッシュはバンズを蒸したスチームバンズなので、紙の中で蒸れてしまって水滴がついたり、バンズがシワシワになってしまうんです。あと、他のバーガーに比べてやわらかいので、テイクアウトの袋に入れると潰れてしまうことも。なので、今はボックスになっています。

パッケージをラップにするかボックスにするかについては、かなりいろんな想定をして決定しているんですよ。

なるほど。蒸れずにふかふかの食感を保てるようにってことは、箱の方がおいしいということでは!?　パッケージにもいろんなこだわりが詰まっているんですね。