スマホで使えるキャッシュレス決済の「何とかPay」、どれがお得なのか主要サービスを解説します。
還元があるPayとないPayがある
まず知っておきたいのは、「何とかPay」には支払いに応じて還元があるPayと、ないPayがあるということです。
還元がないPayは、基本的にキャッシュレス決済ができる以外のメリットはありません。
還元がない代表的なPayには『Apple Pay』、『Google Pay』、銀行系Pay、『Amazon Pay』などがあります。
契約しているキャリアの何とかPayを使おう!
次に伝えたいのは、契約しているキャリアの「何とかPay」がお得になる可能性が高い点です。
ドコモは『d払い』、auは『au Pay』、ソフトバンクは『PayPay』ユーザーに特典としてポイントを付与するキャンペーンをよく行っています。いわゆる「ユーザーの囲い込み」です。
携帯を契約しているだけで配られているポイントもあるため、格安SIMではなく大手携帯キャリアと契約している人は、それぞれの「何とかPay」のアカウントを用意しておくことでお金として使えるポイントを貯められます。
これらをふまえたうえで、主要「何とかPay」の特徴を紹介していきます。
目次
最大8%還元まである『d払い』
『d払い』はドコモが提供しているスマホ決済サービスです。
特徴はドコモのサービスを利用しまくっているユーザーほど還元率が高いことです。
『d払い』の還元率アップ内容
- 0.5~1%:基本のポイント還元率(店舗決済は0.5%、ネット決済は1%)
- +1%:プラチナステージ(15年以上契約)である
- +1%:dカード(ドコモのクレジットカード)で携帯料金を支払っている
- +2%:dマーケットの20サービスのうちどれかを契約している
- +1%:いちおしパック(月額500円)に加入している
- +1%:DAZN(月額980円)を契約している
- +1%:ディズニーデラックス(月額700円)を契約している
逆にこれらのサービスを利用していないユーザーはとりあえず『d払い』のアカウントを用意しておき、更新時に貰えるポイントを消費するだけでもお得です。
『d払い』のメリット
- ドコモユーザーは2年契約更新時にポイントが貰える
- DAZNやディズニーデラックス契約ユーザーは還元率が上がる
- dカードのノーマルは前年度利用実績だけで年会費無料にできる
『d払い』のデメリット
- ほとんどの人は最大8%還元まで到達できない
- 基本+dカードだと還元率は1.5~2%にとどまる
・販売元: NTT DOCOMO, INC. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ファイナンス ・容量: 106.4 MB ・バージョン: 3.10.0 ※容量は最大時のもの。機種などの条件により小さくなる場合があります。 |
スマートパスプレミアム会員は20%還元『au Pay』
『au Pay』はKDDIが提供しているスマホ決済サービスです。
特徴はau スマートパスプレミアム会員は、三太郎の日だけ還元率が20%になることです。『PayPay』や『LINE Pay』で実施されている期間限定の超お得還元が月に3回やってきます。
また、au スマートパスプレミアム会員だと三太郎の日以外も通常0.5%の還元率が1.5%になります。
『au Pay』の還元率アップ内容
- 0.5:基本のポイント還元率
- 1.5%:au スマートパスプレミアム会員である
- 5%:au STAR会員(無料)で決済日が三太郎の日(3日・13日・23日)
- 20%:au スマートパスプレミアム会員で決済日が三太郎の日(3日・13日・23日)
『au Pay』のメリット
- au STAR会員は契約年数に応じて毎月ポイントが貰える
- 三太郎の日が超お得
『au Pay』のデメリット
- 三太郎の日以外は還元率が低い
・販売元: KDDI CORPORATION ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ファイナンス ・容量: 77.4 MB ・バージョン: 6.3.1 ※容量は最大時のもの。機種などの条件により小さくなる場合があります。 |
残高払いなら常時3%還元『PayPay』
『PayPay』はソフトバンクとヤフーが提供しているスマホ決済サービスです。
特徴はPayPay残高にチャージしてから支払いをすると、常時3%還元を受けられることです。
『PayPay』の還元率アップ内容
- 0.5%:基本のポイント還元率
- 3%:PayPay残高かYahoo! JAPANカードからの支払い
『PayPay』のメリット
- ソフトバンクユーザーは契約年数に応じて毎月ポイントが貰える
- ソフトバンクユーザーは2年契約更新時にポイントが貰える
- PayPay残高にチャージすれば3%還元になる
『PayPay』のデメリット
- チャージには銀行口座かYahoo! JAPANカードが必要
- チャージした残高は出金できない
・販売元: PAYPAY CORPORATION ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ファイナンス ・容量: 116.5 MB ・バージョン: 1.22.0 ※容量は最大時のもの。機種などの条件により小さくなる場合があります。 |
『LINE』を使って管理ができる『LINE Pay』
『LINE Pay』はLINEが提供しているスマホ決済サービスです。
特徴はメッセージアプリ『LINE』を使って支払いの管理や、友達への送金ができることです。
『LINE Pay』の還元率アップ内容
- 0.5%:月の決済金額が1万円未満
- 0.8%:月の決済金額が1万円以上5万円未満
- 1%:月の決済金額が5万円以上10万円未満
- 2%:月の決済金額が10万円以上
『LINE Pay』のメリット
- 月の決済金額が10万円以上のユーザーは還元率が高い
- 友達に手数料無料でお金を送れる
- プリペイドカード「LINE Pay カード」が使える
『LINE Pay』のデメリット
- 決済金額が10万円未満だと還元率が低い
- 決済時に都度『LINE』に通知が届くため、それが気になる人も
・販売元: LINE PAY CORPORATION ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ファイナンス ・容量: 49.5 MB ・バージョン: 1.1.0 ※容量は最大時のもの。機種などの条件により小さくなる場合があります。 |
楽天ポイントで支払いができる『楽天ペイ』
『楽天ペイ』は楽天が提供しているスマホ決済サービスです。
特徴はこれまで楽天でしか使えなかった楽天ポイントがほかのお店でも使えること、そして楽天カードと組み合わせることで還元率がアップします。
『楽天ペイ』の還元率アップ内容
- 0.5%:基本のポイント還元率
- +1%:楽天カードでの決済
『楽天ペイ』のメリット
- 楽天ポイントがつかえる
- 楽天ポイントが貯まる
- 友達に手数料無料でお金を送れる
『楽天ペイ』のデメリット
- 楽天カードと併用しないと還元率が低い
・販売元: Rakuten, Inc. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ファイナンス ・容量: 66.3 MB ・バージョン: 3.0.6 ※容量は最大時のもの。機種などの条件により小さくなる場合があります。 |
メルカリ売上金が直接使える『メルペイ』
『メルペイ』はメルカリが提供しているスマホ決済サービスです。
特徴はフリマアプリ『メルカリ』の売上金をそのまま決済に利用できることです。
なお、『メルペイ』はポイント還元がありませんが、代わりに様々なクーポンが提供されています。
『メルペイ』のメリット
- 『メルカリ』の売上金がつかえる
- クーポンが使える
- 代金を翌月に支払う「あと払い」が利用できる
『メルペイ』のデメリット
- ポイント還元がない
- チャージには銀行口座が必要
・販売元: Mercari, Inc. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ショッピング ・容量: 288.0 MB ・バージョン: 4.6.0 ※容量は最大時のもの。機種などの条件により小さくなる場合があります。 |
クーポンで代金が割り引かれる『Origami Pay』
『Origami Pay』は株式会社Origamiが提供しているスマホ決済サービスです。
『Origami Pay』はポイント還元ではなくいつでも2%OFFの「即時割引サービス」が提供されています。また、様々なクーポンもあります。
『Origami Pay』のメリット
- 銀行口座からの支払いは割引率が3%
- クーポンが使える
- クレジットカードから支払いができる
『Origami Pay』のデメリット
- クレジットカードだと割引率が2%
・販売元: Origami Inc. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ファイナンス ・容量: 102.0 MB ・バージョン: 2.7.15 ※容量は最大時のもの。機種などの条件により小さくなる場合があります。 |
「何とかPay」のおすすめまとめ
名前 | 還元率 | 最大還元率 | 特徴 |
---|---|---|---|
d払い | 0.5~1% | 8% | 更新時にポイント |
au Pay | 0.5~1.5% | 20% | 三太郎の日がお得 |
PayPay | 0.5% | 3% | 残高払いは常時3% |
LINE Pay | 0.5% | 2% | LINE管理 |
楽天ペイ | 0.5% | 1.5% | 楽天ポイント |
メルペイ | – | – | クーポン |
Origami Pay | 2% | 3% | クーポン |
以上、主要な「何とかPay」のメリット・デメリットまとめでした。
これらの基本情報のほか、そのときに開催されているキャンペーンによってお得な「何とかPay」は変わってきます。
まずは契約しているキャリアに応じて『d払い』、『au Pay』、『PayPay』を使ってみましょう。
全体的には『PayPay』がお得ですが、対抗キャンペーンを行っているときの『LINE Pay』もお得です。
還元率だけを目的とするならキャンペーン開催時に応じて『PayPay』と『LINE Pay』を使い分け、ポイント管理が面倒な人は即時割引の『Origami Pay』を、店舗用クーポンがある場合は『メルペイ』と『Origami Pay(クーポンは割引との併用不可)』を利用するとお得になります。
・販売元: PAYPAY CORPORATION ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ファイナンス ・容量: 116.5 MB ・バージョン: 1.22.0 ※容量は最大時のもの。機種などの条件により小さくなる場合があります。 |
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