バンダイナムコアミューズメントは、4月26日よりアーケード用ドームスクリーン式戦術チーム対戦ゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆』のイベントとなる勢力戦「スプリングバトル2019」を開催します。開催期間は4月26日〜5月26日です。
「勢力戦 スプリングバトル2019」で先行支給2機体を手に入れよう!
今回、地球連邦軍に「リック・ディアス(QV)」、ジオン軍に「ガ・ゾウム(袖付き)」の2機体が先行支給されます。支給条件はどちらも「貢献ポイント」を勢力戦期間中に750ポイントを貯めることとなっています。
ステージスケジュールは公式サイトをご確認ください。
リック・ディアス(QV)
カテゴリー:格闘型
素体コスト:220
地上/宇宙/コロニー出撃可能
再出撃Lv3
連邦軍では初となるホバー(ダッシュ後やジャンプの着地などの硬直中に滑る)格闘型機体です。
さらに、格闘型機体ながら、「ジム・ストライカー(ネメシス隊)」などのようにブーストリミッターのないロングダッシュが可能で、かつAP(アーマーポイント)とバランサー値に優れているため、多少の攻撃をものともせずに相手との距離を詰められる点が魅力といえるでしょう。
素体バランサーは「プロトタイプガンダム」と同じ160/300といわゆる「超高バランサー」に分類できるもので、高バランサー機体よりよろけにくい(蓄積バランサーダメージが140以上でよろけます)ため、射撃戦で多少被弾してもよろけず攻撃が可能です。
・メイントリガ武装
「ビーム・ピストル」と「クレイ・バズーカA」から選択が可能です。
「ビーム・ピストル」は発射時硬直のない、「ビーム・ライフル」とほぼ同様のビーム系武装です。1発で全モビルスーツをダウンさせることができ、装弾数は5発。
射程距離が130mとロックオン距離よりわずかに長い程度なので、ロックオンして撃つのが基本となります。ダメージは20〜25と、1発ダウンのビーム系武装としてはやや控えめといえるでしょう。
装弾数の割にリロードは10カウントを切るスピードなので、手数を重視して相手をダウンさせ、瞬間的に数的有利を作るには向いている武装といえます。
▼「ビーム・ピストル」。硬直なく発射でき、単発ヒットでダウンが取れます。
「クレイ・バズーカA」は装備時コストが10プラスされるバズーカ系武装で、発射時に軽い硬直がありますが、ホバー効果によって相殺できるレベルのものです。
ロックオン距離(127m)より射程距離がやや短い(122m)ちょっと変わった武装ですが、1発で高バランサーまでよろけさせることができ、ダメージは32。装弾数は4発です。
前に出ながらこの武装で相手をよろけさせてのクイックストライク(格闘やタックルに連携する)は発射硬直があっても滑りながら前進するためやりやすく、この武装の使い所といえるでしょう。
▼装備コストが10かかりますが、クイックストライクが狙いやすい「クレイ・バズーカA」。
▼ホバー移動の恩恵はカバパンのインプレッション動画でも確認できます。ぜひご覧ください。
・サブトリガ武装
「バルカン・ファランクス」と「クレイ・バズーカB」から選択できます。
「バルカン・ファランクス」は1トリガ6発発射のバルカン砲ですが、射程が150mある(ロックオン距離は持ち替え前の武装に依存します)点、装弾数が30発で5セット発射可能な点は心強い武装です。
ダメージは1発6程度と一般的なバルカン砲よりやや高めで、ダウン値は1発100なので、かすらせてよろけをとったり、すぐに相手をダウンさせやすく、使い勝手のいいサブトリガ武装といえます。フルオート発射も可能ですが、リロードが12カウント弱とやや長めです。
▼「バルカン・ファランクス」は1トリガ6発発射と発射弾数が多いバルカン砲です。
「クレイ・バズーカB」は、射程が約160mと格闘型サブ射撃武装としては長めで、威力も25〜38と高めの1発でダウンが取れるバズーカ系武装です。こちらも発射時に硬直はありますが、コストアップはありません。
発射後一定距離で爆発し、爆風にも当たり判定があるため、置き撃ちに適していますが、装弾数が3発と少なめ、リロードが13カウント弱と長い点には注意しておきましょう。
・格闘トリガ武装
▼最大6連撃可能な「ビーム・サーベル」を装備。Sクラス戦では「ビーム・サーベルS」も選択可能です。
地球連邦軍ではおなじみの「ビーム・サーベル」が「格闘トリガ」装備です。ダメージ配分は26→37(29.6)→48(30.72)と他の地球連邦軍格闘型同コスト帯機体と2段目の威力は同等ですが、1段目がやや低めで3段目がやや高め。しかも最大連撃回数が「6」です。
さらに、ホバー機体には珍しく、Sクラス戦では最大連撃回数に制限がない「ビーム・サーベルS」が装備可能です。「ビーム・サーベル」とは各段のダメージは同じですが与ダウン値が異なること、入力タイミングが若干シビアになっていることなどの違いがありますので、編成や武装、対戦人数に合わせて使い分けるといいでしょう。
クイックドロー外しには「メイントリガ武装」の「ビーム・ピストル」が硬直なく外せて安定するでしょう。ただし、ジャンプ性能はあまり高くないため、ブーストダッシュでの外しをメインにしたり、ペダルを両踏みして外す場合はジャンプペダルを短めに使うなど、ブースト管理には少々気を配る必要がありそうです。「ビーム・サーベルS」で運用する場合、クイックドローを外した後、再び斬りかかる方向を読まれないよう工夫しましょう。
ちなみにタックルダメージは基本40で、タックルセッティングのみ50になっています。
▼タックル。一般的なショルダータックル動作です。
・どう運用する?
本機の武装はここまでご紹介した通り、取り回しのいいビーム系武装と威力に優れるバズーカ系武装からチョイスでき、ダウンを取りながら瞬間数的有利を取るか、よろけからのクイックストライクを狙うといった、武装の選択によって射撃戦も可能な格闘型に仕上がっていると感じられました。
また、よろけにくい超高バランサー素体で、ロングブーストかつ単発武装が当たりにくい被弾も軽減できるホバーがあるため、滑りながら移動を継続することで、膠着した局面の打開、主にライン上げに向いていると感じられました。
また、従来のホバー機体と異なり、旋回性能はそれほど悪くないのも本機の特徴といえ、中コスト格闘型に乗り慣れているパイロットには扱いやすい機体といえそうです。
ただ、ホバー機体共通の弱点ともいえる、控えめなジャンプ性能は本機も同様なので、いわゆる高飛び(障害物などを活用した高高度からの攻め)には注意です。これにはレーダーを活用し、早めの移動を心がけることで対応しましょう。逆に着地硬直を狙っての反撃のチャンスにもなります。
もう1点、よろけにくい超高バランサーということは、近距離戦型のバルカン系武装をはじめとする強制よろけ武装は天敵ともいえ、格闘攻撃で斬られている最中にさらに別の敵機からの射撃や「格闘トリガ武装」を重ねられるとなかなかダウンせず、ダメージの底上げをされやすいということでもあります。「ガンガン攻められて楽しいけれど、気づいたらパリ(瀕死)になっていた!」という状況にならないよう、その点だけは注意が必要でしょう。
APは265(機動)〜291(旋回)〜350(装甲セッティング)と同コスト帯地球連邦軍格闘機よりやや多めで、ダッシュ速度はコスト200の「ジム・ストライカー(ネメシス隊)」より控えめな数値となっていますが、旋回速度が優っています。ホバー効果による硬直中の移動もあるため、体感速度はそれほど遅くないと感じられました。
もう1機の先行支給機体「ガ・ゾウム(袖付き)」のインプレッションも公開中
ジオン軍に先行支給される「ガ・ゾウム(袖付き)」のインプレッション記事もこちらで公開中です。合わせてごらんください。
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