【ポケモンGO】複合タイプの相性について解説! ダメージ計算を覚えてさらにバトルを有利に進めよう

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もうすぐ『ポケモンGO(Pokémon GO)』には、対人戦機能である『トレーナーバトル』が追加されます。

前回の記事では、単体タイプ同士の相性について解説しました。

しかし、実際のバトルで使用されるポケモンの多くが、2つのタイプ(いわ+じめんなど)を持っている「複合タイプ」のポケモンです。

「単体タイプ同士の相性ならわかるけど、組み合わさると混乱する……」というトレーナーさんも多いはず。

今回の記事では、複合タイプ同士の相性について解説していきます。(文:えだまめ)

目次

単体タイプ同士のバトルには存在しない、2重弱点と2重耐性というものがある

単体タイプ同士のバトルだと、基本的には「効果はばつぐんだ!」と「効果はいまひとつだ…」の2種類しかありませんが、複合タイプのポケモン相手だと「2重弱点」と「2重耐性」というものが出てきます。

2重弱点だと効果はばつぐんよりもさらに大ダメージ

例として「バンギラス」で2重弱点を解説します。


バンギラスは「あく」と「いわ」の2つのタイプを持っています。どちらかのタイプだけの弱点であれば、通常通りの「効果はばつぐんだ!」のダメージ量で済みますが、あくタイプといわタイプの共通の弱点タイプである「かくとう」タイプで攻撃されると、表示こそ「効果はばつぐんだ!」と変わりませんが、大幅にダメージ量が増加してしまいます。

カイリュー」や「レックウザ」などの持つ「ドラゴン」と「ひこう」タイプの組み合わせも、両タイプ共通の弱点である「こおり」タイプのわざで攻撃されると大幅にダメージが増加してしまいます。

これが2重弱点ということなります。

2重耐性だと通常よりもさらにダメージを軽減可能

例として「サーナイト」で2重耐性を解説します。


サーナイトは「エスパー」と「フェアリー」の2つのタイプを持っています。どちらかのタイプだけの耐性であれば、通常通りの「効果はいまひとつだ…」となり、ダメージをある程度減少させますが、両タイプが耐性として持っている「かくとう」タイプのわざを受けると、表示は「効果はいまひとつだ…」のままですが、通常よりも大幅にダメージを軽減することが可能。

ひこう」と「ほのお」タイプを持つ「リザードン」に対しての「むし」タイプでの攻撃、「いわ」と「みず」タイプを持つ「カブトプス」に対しての「ほのお」タイプでの攻撃なども同じように大幅にダメージを軽減可能。

これが2重耐性というものです。

例外的に、単体タイプ同士でも大幅にダメージを軽減する組み合わせがある

単体タイプ同士の中でも、例外的に2重耐性が発生する組み合わせがいくつかあります。以下が全パターンです。

  • 「ノーマル」で「ゴースト」に攻撃
  • 「でんき」で「じめん」に攻撃
  • 「かくとう」で「ゴースト」に攻撃
  • 「どく」で「はがね」に攻撃
  • 「じめん」で「ひこう」に攻撃
  • 「エスパー」で「あく」に攻撃
  • 「ゴースト」で「ノーマル」に攻撃
  • 「ドラゴン」で「フェアリー」に攻撃

これらの単体タイプ同士でのパターンは、すべて2重耐性で軽減されるというルールがあります。

2重耐性になる理由ですが、上記の組み合わせは原作ゲームにおいて「効果がない(ノーダメージ)」扱いになる組み合わせ。

使用可能なわざの数が原作ゲームよりも少ない『ポケモンGO』内では、2重耐性という扱いになって、少しはダメージを与えられるようになっているというわけです。

どれくらいダメージを受けるのかor軽減されるのかは、足し引きで考えるとわかりやすい

タイプ相性が頭に入っていても、複合タイプのポケモンと対峙した時にとっさに弱点を考えるのは難しいですよね。

これは筆者流なのですがとっても簡単な覚え方があります。

めちゃくちゃ効く(効果はばつぐんだ!)

ちょっと効く(効果はばつぐんだ!)

普通(ここが基準

あまり効かない(効果は今ひとつだ…)

全然効かない(効果は今ひとつだ…)

実質無効レベル(効果は今ひとつだ…)

上記の覚え方ですが、まずは「普通」を基準に考えます。弱点や耐性が一つ発生するたびに、普通から上下の項目に移動します(ややこしいので下記からの例をご覧ください)。

まずは1タイプ目を考える

次に相手の複合タイプのどちらでもいいので、片側だけ弱点を考えます。ここでは例として「イワーク(いわ&じめん)」に「みずてっぽう(みずタイプわざ)」を当てた場合で考えます。

まずは「いわ」タイプの部分で考えます。「いわ」タイプには「みず」タイプが効果ばつぐんなので、「普通」から1つ上の「ちょっと効く」に移動します。この時点で効果はばつぐんということになります。

次に2タイプ目も考える

次に「じめん」タイプの部分を考えます。「じめん」タイプにも「みず」タイプが効果ばつぐんなので、「ちょっと効く」からさらに1段階上の「めちゃくちゃ効く」に移動します。

つまり「イワーク」には「みずてっぽう」がめちゃくちゃ効くということがわかります。

どれぐらいダメージが上昇しているかという正確な倍率もあるのですが、極限まで突き詰めない限りは、正直これだけわかれば十分。

耐性の場合も同じように計算できるので、どのポケモンだとダメージをどの程度軽減できるのかが簡単に確かめられますよ。

2重耐性を含む複合タイプの場合は?

上記で紹介した、単体でも2重耐性になる組み合わせの場合は、2段下がって「全然効かない」まで下げます。ほとんどいませんが、2タイプ目でさらに下がる場合のみ「実質無効レベル」まで下げます。

実質無効レベルまで下がってしまうと、通常の3分の1ほどしかダメージを与えることができず、効果はばつぐんの時と比べると4倍以上もダメージに差がありますよ。

タイプ相性は結構複雑そうに見えますが、自動選出のポケモンや、なんとなくのイメージなど、ポケモンの組み合わせ同士で覚えると頭に入りやすい気がします。

トレーナーバトル」が実装されたらタイプ相性を意識する機会が増えると思うので、今のうちから予習しておきましょう!

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