アニプレックスの『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の名言集をお届けします。(文:塩田信之)
「強くなってわたしが全部背負わなきゃいけないのに!!」(由比鶴乃)
●魔法少女ストーリー「由比鶴乃」3話「やっぱりもっと強くなりたい!」より
「最強の魔法少女」であることを自らに課している鶴乃が、挫折を感じた時に発した悲愴な思い。
この思いが、メインストーリーで語られていく「うわさの一部」となる鶴乃の物語の根底にある。いつも明るく元気な表情の下には重い決意が隠されているのだ。
▼由比鶴乃(ゆい・つるの)は、妹ういの情報を求めて神浜にやってきた環いろはに力を貸し、ともに行動するようになる頼もしい仲間。「最強」を自称するだけあって、炎を操る能力に長け、何者を恐れない強い精神と高い身体能力で魔女とその使い魔たちを倒していく。しかし、時に魔法少女同士で戦うことも厭わない、「最強」であることへの強いこだわりには理由があった……。
少し前までは、「最強の魔法少女」となるため多くの魔法少女たちに挑みかかり、恐れられていた鶴乃。彼女はやちよと知り合い、その強さに感服し「師匠」と呼ぶようになる。
しかし、さらに「強さ」を求めてあきらや美雨にも修行を頼んだが、そこで失敗してしまう。
美雨に紹介してもらった工場で働くことで修業をするハズだったが、失敗して部品等をぶちまけてしまった鶴乃。
しかし工場の人たちは優しく、鶴乃は余計に申し訳なく感じていた。
そして、冒頭に挙げたセリフへと繋がる。鶴乃が実家の店や家族を支えるために「最強の魔法少女」たらんとしていたこと、そして人には明かさずひとりでその責任を背負い込んでいることがわかる。
この後鶴乃は、やちよに優しく力づけられ立ち直ることになるが、その後もひとりで背負い込み続けていたことは、メインストーリーを進めていくことで明らかとなる。
マギウスの翼に加担し、ウワサの一部となる事件の布石ともなるセリフなのだ。
・販売元: Aniplex Inc. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ゲーム ・容量: 61.0 MB ・バージョン: 1.5.8 ※容量は最大時のもの。機種などの条件により小さくなる場合があります。 |
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