アメリカの修理業者『iFixit』が、『iPhone XS』と『iPhone XS Max』を分解したレポートを発表しました。
『iFixit』は『iPhone XS/XS Max』の防水・防塵性能が「IP68」になったことから、「Appleが大量の接着剤を使って修理を難しくしているのではないか」と不安視していましたが、分解してみるとそんなこともなく。
有機ELディスプレイはFace ID用パーツを外すことなく交換でき、さらにバッテリーも交換しやすいように配置されていたとのこと。
ただし、分解にはApple独自の専用ドライバーが必要なため、修理しやすさを表す点数は「10点中6点」と真ん中くらい。
また、点数があまり高くない理由として「ケーブルが複数のパーツに分け目なくつながっていること」、「背面ガラスが割れた場合、すべてのパーツを取り外して筐体全体を交換しないといけないこと」も挙げられていました。
じつはカメラ性能が進化していた!
この分解レポートで「おやっ」と思ったのは、カメラのイメージセンサーが32%大きくなっているという指摘です。
『iPhone XS/XS Max』発表時、カメラに関してはニューラルエンジンやスマートHDRなどのソフトウェア面の進化しかないようでしたが、じつはイメージセンサーが大きくなっていました。
イメージセンサーが大きくなると光を多く集められるため、より高画質な写真が撮れるようになります。
「『iPhone XS/XS Max』は『iPhone X』と比べて暗い場所での撮影に強い」と言われているのは、このイメージセンサーが大きくなったことも理由のひとつだと思います。
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画像は「iFixit」より引用。