日本でのiPhone 3G発売10周年! スペックで振り返るiPhoneの歴史

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日本でAppleのスマートフォン『iPhone 3G』が2008年7月11日に発売されてから、今日でちょうど10周年目です。

発売当時のiPhoneはガジェット好きな人だけが買う携帯電話でした。しかし、今や「スマートフォンといえばiPhone」と言えるほど日本ではiPhoneユーザーが多くなりました。

そこで10周年目の今日はiPhone 3Gの思い出を振り返りながら、iPhoneのスペックの歴史を紹介していきたいと思います。

目次

ボタンとは違うタッチ操作のiPhone 3G

iPhone 3G発売時の携帯電話は、ボタンで操作するフィーチャーフォンが主流でした。いまは「ガラケー」なんて呼ばれてますけど、当時はみんなコレでしたよね。

ヘビーユーザーは画面を見ないまま様々なボタン入力ができることが当たり前。そんななか、iPhoneはほとんどの人にとって「初めてのタッチ操作の携帯電話」でした。

日本でのAndroid搭載スマートフォンの発売は1年後の2009年7月。タッチ操作に慣れていない人が多い方が普通だったのです。

そんな慣れないタッチ操作のiPhoneでしたが、フリック入力に慣れてからは「お」を入力するために「あ」キーを5回押すなんて面倒くさくてもう戻れません。

思い返せば「フリック入力を練習するためのアプリ」なんてのもありました。頑張って練習した人もいるんじゃないでしょうか?

500本しかなかったApp Store

アプリと言えば、App Storeも10周年です。


App Store10周年についてはAppleもリリースを出していますが、なんとiPhone 3G発売時は500本しかアプリがなかったそうです。500本ですよ!

今や何百万本ものアプリが出ているなかで、たったの500本。

「一体どんなアプリが出ていたのだろう?」と過去のAppBankの記事を振り返ってみると……「写真を3D空間上で合成するアプリ」や「iPhoneを投げる動きでボウリングをするアプリ」「トランプのハイアンドローで遊ぶアプリ」など、あれ? 今とそんなに変わらないかも!?

当時はiPhone本体の機能も少なかったため、新しいアプリが新機能のようでワクワクしていました。

アプリは有料から無料の時代へ

ただ、そんなアプリの多くは今とは違って有料でした。

とくに当時の人気ゲームは今のように基本プレイ無料ではなく、有料の売り切りだったんです。レートは今より安い1ドル85円。円高でしたね!

2008年を代表するゲームと言えば『Tap Tap Dance』、『Super Monkey Ball』、『Enigmo』、『Galcon』、『パズルプリズム』などが思い返されます。

2009年は『Flight Control』、『エレメンタルモンスターTD』『Real Racing』、『Angry Birds』、『ROLANDO 2』と、ここで今や大人気のRovioの『Angry Birds』シリーズが登場。

2010年は『Plants vs. Zombies』、『Chaos Rings』、『アスファルト5』、『モダンコンバット2』、『Infinity Blade』といった高グラフィックのゲームが多く登場するようになりました。

2011年からは徐々にソーシャルゲームが多くなっていきます。セガの『KingdomConquest』、アソビズムの『ドラゴンリーグ』、ガンホーの『ケリ姫クエスト』。

そして2012年に『パズル&ドラゴンズ』が登場! さらにスクエニの『拡散性ミリオンアーサー』、supercellの『クラッシュ・オブ・クラン』、KINGの『キャンディークラッシュ』なども出てきます。

そこから2013年にmixiの『モンスターストライク』、2014年にコロプラの『白猫プロジェクト』と続き、スマホのゲームと言えば基本プレイ無料が当たり前のようになりました。

基本プレイ無料という仕組みには良い面も悪い面もあると思いますが、ゲーム人口が拡大したことだけはたしかです。

デジタルカメラになったiPhone

人口の拡大と言えば、iPhoneはデジタルカメラユーザーも多く取り込みました。

iPhoneが、というよりはスマートフォン全体にコンパクトデジタルカメラユーザーが移ったかたちですが、iPhone 3G登場時はこんなことになるとは思っていませんでした。

なぜならiPhone 3Gに搭載されていたカメラはたったの200万画素しかなかったからです。ガラケーが800~1,200万画素のカメラを搭載しているなかでその数分の一。

写真の写りもあまり良いものではなく、いま見返すととてもきれいとは言えません。

そんなiPhoneのカメラ事情が大きくかわったのはiPhone 4Sからです。


リアカメラのレンズ構成は5枚5群に、明るさはF2.4に、画質は800万画素に、さらに高性能なイメージシグナルプロセッサも搭載され、画質はiPhone 4より大きく改善されました。

また、iPhoneは撮った写真をその場でSNSなどにアップできるという手軽さや、携帯電話のためデジカメと違ってつねに持ち歩いているということもあり、今や普段遣いのカメラといえばスマホのカメラの時代になりました。

iPhoneのスペックが進化するとともに、ユーザーの生活スタイルも変化していったのです。

iPhoneのスペック年表

さて、そんなiPhoneのスペックがどのように進化していったのか覚えている人はいるでしょうか?

大半の人はボクと同じようにもう忘れてしまっていると思います。そこでざっくりとiPhoneのスペック年表を作ってみました。

iPhone 3G


  • 発売日:2008年7月11日
  • 画面サイズ:3.5インチ(480×320ピクセル)
  • CPU:Samsung S5L8900 412MHz
  • メモリ:128MB
  • カメラ(背面):2メガピクセル
  • カメラ(前面):なし
  • ストレージ:8GB/16GB/32GB
  • カラー:ホワイト/ブラック

iPhone 3GS


  • 発売日:2009年6月19日
  • 画面サイズ:3.5インチ(480×320ピクセル)
  • CPU:Samsung S5PC100 600MHz
  • メモリ:256MB
  • カメラ(背面):3メガピクセル
  • カメラ(前面):なし
  • ストレージ:8GB/16GB/32GB
  • カラー:ホワイト/ブラック

iPhone 4


  • 発売日:2010年6月24日
  • 画面サイズ:4.0インチ(960×640ピクセル)
  • CPU:Apple A4 1.0GHz
  • メモリ:512MB
  • カメラ(背面):5メガピクセル
  • カメラ(前面):0.3メガピクセル
  • ストレージ:8GB/16GB/32GB
  • カラー:ホワイト/ブラック

iPhone 4S


  • 発売日:2011年10月14日
  • 画面サイズ:4.0インチ(960×640ピクセル)
  • CPU:Apple A5 1.0GHz
  • メモリ:512MB
  • カメラ(背面):8メガピクセル
  • カメラ(前面):0.3メガピクセル
  • ストレージ:8GB/16GB/32GB/64GB
  • カラー:ホワイト/ブラック

iPhone 5


  • 発売日:2012年9月21日
  • 画面サイズ:4.0インチ(1,136×640ピクセル)
  • CPU:Apple A6 1.3GHz
  • メモリ:1GB
  • カメラ(背面):8メガピクセル
  • カメラ(前面):1.2メガピクセル
  • ストレージ:16GB/32GB/64GB
  • カラー:ホワイト&シルバー/ブラック&スレート

iPhone 5s


  • 発売日:2013年9月20日
  • 画面サイズ:4.0インチ(1,136×640ピクセル)
  • CPU:Apple A7 1.3GHz
  • メモリ:1GB
  • カメラ(背面):8メガピクセル
  • カメラ(前面):1.2メガピクセル
  • ストレージ:16GB/32GB/64GB
  • カラー:スペースグレイ/ゴールド/シルバー

iPhone 5c


  • 発売日:2013年9月20日
  • 画面サイズ:4.0インチ(1,136×640ピクセル)
  • CPU:Apple A6 1.3GHz
  • メモリ:1GB
  • カメラ(背面):8メガピクセル
  • カメラ(前面):1.2メガピクセル
  • ストレージ:8GB/16GB/32GB
  • カラー:ブルー/グリーン/ピンク/イエロー/ホワイト

iPhone 6


  • 発売日:2014年9月19日
  • 画面サイズ:4.7インチ(1,334×750ピクセル)
  • CPU:Apple A8 1.4GHz
  • メモリ:1GB
  • カメラ(背面):8メガピクセル
  • カメラ(前面):1.2メガピクセル
  • ストレージ:16GB/64GB/128GB
  • カラー:シルバー/ゴールド/スペースグレイ

iPhone 6 Plus


  • 発売日:2014年9月19日
  • 画面サイズ:5.5インチ(1,920×1,080ピクセル)
  • CPU:Apple A8 1.4GHz
  • メモリ:1GB
  • カメラ(背面):8メガピクセル
  • カメラ(前面):1.2メガピクセル
  • ストレージ:16GB/64GB/128GB
  • カラー:シルバー/ゴールド/スペースグレイ

iPhone 6s


  • 発売日:2015年9月25日
  • 画面サイズ:4.7インチ(1,334×750ピクセル)
  • CPU:Apple A9 1.85GHz
  • メモリ:2GB
  • カメラ(背面):12.0メガピクセル
  • カメラ(前面):5.0メガピクセル
  • ストレージ:16GB/64GB/128GB
  • カラー:シルバー/ゴールド/スペースグレイ/ローズゴールド

iPhone 6s Plus


  • 発売日:2015年9月25日
  • 画面サイズ:5.5インチ(1,920×1,080ピクセル)
  • CPU:Apple A9 1.85GHz
  • メモリ:2GB
  • カメラ(背面):12.0メガピクセル
  • カメラ(前面):5.0メガピクセル
  • ストレージ:16GB/64GB/128GB
  • カラー:シルバー/ゴールド/スペースグレイ/ローズゴールド

iPhone SE


  • 発売日:2016年3月31日
  • 画面サイズ:4.0インチ(1,136×640ピクセル)
  • CPU:Apple A9 1.85GHz
  • メモリ:2GB
  • カメラ(背面):12.0メガピクセル
  • カメラ(前面):1.2メガピクセル
  • ストレージ:16GB/32GB/64GB/128GB
  • カラー:シルバー/ゴールド/スペースグレイ/ローズゴールド

iPhone 7


  • 発売日:2016年9月16日
  • 画面サイズ:4.7インチ(1,334×750ピクセル)
  • CPU:Apple A10 Fusion 2.34GHz
  • メモリ:2GB
  • カメラ(背面):12.0メガピクセル
  • カメラ(前面):7.0メガピクセル
  • ストレージ:32GB/128GB/256GB
  • カラー:シルバー/ゴールド/ローズゴールド/ブラック/ジェットブラック

iPhone 7 Plus


  • 発売日:2016年9月16日
  • 画面サイズ:5.5インチ(1,920×1,080ピクセル)
  • CPU:Apple A10 Fusion 2.34GHz
  • メモリ:3GB
  • カメラ(背面):12.0メガピクセル広角&望遠
  • カメラ(前面):7.0メガピクセル
  • ストレージ:32GB/128GB/256GB
  • カラー:シルバー/ゴールド/ローズゴールド/ブラック/ジェットブラック

iPhone 8


  • 発売日:2017年9月22日
  • 画面サイズ:4.7インチ(1,334×750ピクセル)
  • CPU:A11 Bionic 2.39 GHz
  • メモリ:2GB
  • カメラ(背面):12.0メガピクセル
  • カメラ(前面):7.0メガピクセル
  • ストレージ:64GB/256GB
  • カラー:シルバー/ゴールド/スペースグレイ

iPhone 8 Plus


  • 発売日:2017年9月22日
  • 画面サイズ:5.5インチ(1,920×1,080ピクセル)
  • CPU:A11 Bionic 2.39 GHz
  • メモリ:3GB
  • カメラ(背面):12.0メガピクセル広角&望遠
  • カメラ(前面):7.0メガピクセル
  • ストレージ:64GB/256GB
  • カラー:シルバー/ゴールド/スペースグレイ

iPhone X


  • 発売日:2017年11月3日
  • 画面サイズ:5.85インチ(2,436×1125)
  • CPU:A11 Bionic 2.39 GHz
  • メモリ:3GB
  • カメラ(背面):12.0メガピクセル広角&望遠
  • カメラ(前面):7.0メガピクセル
  • ストレージ:64GB/256GB
  • カラー:シルバー/スペースグレイ

今年のiPhoneはどう変わる?

こうしてiPhoneの歴史を振り返ってみると、そろそろ画面サイズ(解像度)やカメラの性能に変化が起こりそうな印象を受けます。

リーク情報では画面サイズは大きくなると言われていますが、カメラはどうなるのかわかりません。トリプルレンズカメラがうわさになっていますが、登場は2019年になるとの話が有力です。

例年通りであれば新型iPhoneの発表まではあと約2ヶ月です。

どんなiPhoneが発表されるのか、スペックの進化を見ながら予想を楽しんでみてください。

画像は「Apple」より引用。

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