iPhoneを買い替えるまでの期間が長くなっているという指摘がある中、その解決策として月額制の「Apple Prime」が始まるのではないか、という予測が浮上しています。
Appleの安定的な成長に不可欠?
AppleはiPhoneの売上に依存していますが、月額制プログラムの導入によって売上が安定する、とアナリストのHorace Dediu氏は分析しています。
同様のプログラムは『iPhone Upgrade Program』として、海外ですでに提供されています。
iPhoneと『AppleCare+』のセット料金を24ヶ月の分割払いで支払い始めて、12ヶ月分の料金を支払ってiPhoneを返却すると、購入から最短6ヶ月で新型iPhoneに買い替えることができるプログラムです。
Dediu氏は、これをさらに拡大してiPhone・Apple Watch・AirPodsのセットになったり、Apple Music・iCloudなどの有料サービスも含まれたりする可能性があるのではないか、と予測しています。
ユーザーにとってのメリットは機種代金が半額になる点ですが、返却時にiPhoneが故障していれば修理費用が生じるので、取り扱いには注意が必要です。
日本では携帯電話会社が同様のプログラムをすでに展開しています。AppleがiPhone以外のデバイスも含めた「Apple Prime」に乗り出す兆候はまだないようですが、もし始まれば競争が激化してサービスがより充実するかもしれません。
参考
- Analyst envisions an Apple subscription combining services with regular hardware upgrades | 9to5Mac
- iPhone Upgrade Program – Apple
・販売元: iTunes K.K. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ショッピング ・容量: 73.8 MB ・バージョン: 4.4 |