今秋発表の新型iPhoneの中で最も安いモデルと目される、6.1インチiPhoneの画面について新たな噂が報じられています。
iPhone 8 Plusより縦長に
ウェブサイト『Chinatimes.com』は、6.1インチiPhoneに搭載される液晶画面について縦横の比率を表すアスペクト比は18:9で、液晶を囲む縁は薄いと報じています。
画面サイズごとにおおよそのアスペクト比をまとめると、以下のようになります。
- iPhone X(5.8インチ) – 19.5:9
- 6.5インチiPhone – 18:9?
- iPhone 8 Plus(5.5インチ) – 16:9
- iPhone 8(4.7インチ) – 16:9
- iPhone SE(4インチ) – 16:9
6.1インチiPhoneのほか、今秋には6.5インチ・5.8インチiPhoneが発表される見込みです。これら2機種は『iPhone X』の後継機とされているので、おそらく19.5:9画面を搭載するでしょう。
アスペクト比を比べると、iPhone Xほどではないものの、iPhone 8/8 Plusよりは画面が縦長になることが分かります。
ウェブサイト『Mac Rumors』は、この18:9液晶はジャパンディスプレイが製造するスマートフォン向け4辺フリー『FULL ACTIVE』液晶ではないか、と推測しています。
製造が行われていると明らかになっている液晶は、アスペクト比が18:9で、液晶を囲む縁が薄く、解像度は2,160×1,080pxです。
解像度はiPhone Xの2,436×1,125pxに劣るものの、画面サイズそのものはiPhone Xより大きいので、同じ文字サイズであればiPhone Xより大きく表示されると考えられます。
事前の予測とは相反する部分も
正確な予測が多いことで知られるKGI証券のMing-Chi Kuo氏は、6.1インチiPhoneのピクセル密度を320〜330ppiと予測していました。しかし、今回噂されている液晶であれば約395ppiになるので、Kuo氏の予測とは合致しません。
さらに、FULL ACTIVE液晶はタッチセンサーを内蔵していますが、Kuo氏の予測では6.1インチiPhoneのタッチセンサーは液晶に内蔵されません。
異なるアスペクト比の画面を導入すると、iPhoneの場合はアプリの修正・対応が必要になることがあります。主力となる6.5インチ・5.8インチiPhoneではない機種だけに18:9画面を採用するとは考えにくいですが、果たしてどうなるのでしょうか。
参考
- GIS、TPK分食iPhone触控面板订单 – 中时电子报
- Apple’s Rumored 6.1-Inch iPhone Said to Be 18:9 With 2,160×1,080 Resolution and Ultra-Slim Bezels – Mac Rumors
・販売元: iTunes K.K. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ショッピング ・容量: 73.8 MB ・バージョン: 4.4 |