10月27日に予約が始まった『iPhone X』の出荷予定日はおよそ1ヶ月後と、生産難による品不足と思われる影響が出ています。
来年のiPhoneでも同じような状況になるのでしょうか。
Face IDの主要部品は生産が安定?
生産難航と噂されていたのが、顔認証機能のFace IDに使う部品です。そのためにiPhone Xの発売は遅れ、品不足になっていると考えられています。
正確な予測が比較的多いことで知られるKGI証券のMing-Chi Kuo氏によると、この部品の生産は現時点で安定しており、代わりに他の技術を採用する必要はなくなりました。
さらにKuo氏は、Face ID・TrueDepthカメラによる3Dセンシングは販売における重要なポイントであり、画面内蔵型Touch IDは高価すぎる、と指摘。
この2つの要因から、2018年に発表される新型iPhoneにもFace IDやTrueDepthカメラが搭載され、来秋には予定通り発売できる、と予測しています。
その代わり、2018年の新型iPhoneに搭載されるFace IDやTrueDepthカメラには大幅なアップグレードは期待できないようです。新たな技術や機能を盛り込むと、生産難に陥る可能性があるためだと考えられます。
Face IDに関する部品の生産がさらに安定すれば、iPad Proなどの他の製品への採用も進むかもしれません。
2018年の新型iPhoneについては、画面をさらに大型化したモデルが登場する・低価格版iPhone Xが登場する、といった噂があるものの、信憑性は定かではありません。
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参考
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