ケーブルを直接繋がずに充電する「ワイヤレス充電」に対応したiPhone 8/8 Plus。
先日背面にバンカーリングを貼った状態では、ワイヤレス充電ができないことが判明しました。バンカーリングをつけてしまうと、iPhoneの背面とワイヤレス充電器に隙間ができてしまうことが原因だと思われます。
→iPhone8にバンカーリングを貼るとワイヤレス充電ができない?【検証】
だとすれば、そもそもケースを付けているとワイヤレス充電に支障が出るのでは?
厚み、素材が異なる様々なケースで検証を行ってみました。
ワイヤレス充電検証結果
今回は6種類のケースを付けてワイヤレス充電の検証を行いました。
結果は以下のとおりです。
ケースの種類 | 充電可否 |
---|---|
ソフトケース(TPU) | ◯ |
ハードケース(ポリカーボネート) | ◯ |
背面がガラスのハードケース | ◯ |
薄め手帳型ケース(レザー) | ◯ |
厚めの手帳型ケース(PUレザー) | △ |
バンパー(アルミ) | △ |
アルミパネルケース | × |
ほとんどのケースは充電可能
検証の結果、TPU製のソフトケース、ポリカーボネート製のハードケースなど一般的な厚みのケースであれば、ケースを付けたまま充電が可能でした。
▽一般的なソフトケースは問題なく使用可
▽フラップ付きのハードケースも問題ナシ
▽背面がガラス製のクリアケースもOK
厚みのある手帳型ケースは要注意
厚みのあるPUレザーケースを装着している時は、一瞬充電中表示が消えてしまうことがありました。
iPhoneを置き直したらそのあとは継続して充電することができたので、「不可」ではありませんが、厚みのあるケースは時折充電ができないことがあるようです。
▽内部のケースにはめ込む式の手帳型ケースは厚みがある
アルミ製のバンパー
アルミ製のバンパーを付けた状態でも検証行いました。
バンパーを装着すると、背面と充電器に少し隙間ができるため充電ができないと思っていましたが、『ギルドデザイン ソリッドバンパー』では意外にも充電することができました。
また、30分程度充電をし続けましたが、バンパー本体が熱くなるということはありませんでした。
ただし、iPhone 8/8 Plusが対応しているワイヤレス充電規格「Qi」は、充電台とiPhoneの間に金属や磁気を帯びたものがあると、iPhoneを充電できない場合があります。
詳しくはこちら→iPhone X/8のケースを買う際に注意すべきこと
そのため、アルミ製のバンパーを付けた状態でワイヤレス充電を行うのは避けたほうが良いのかもしれません。
ギルドデザイン ソリッドケースは不可
背面がアルミパネルになっている『ギルドデザイン ソリッドケース』ではワイヤレス充電ができませんでした。
※ギルドデザイン ソリッドバンパー、ソリッドケースともにiPhone 7用を検証しています。
充電時はケースを外すことが推奨されている
Appleによると、ケースを付けてもそのまま充電できるものもありますが、充電スピードが遅くなる可能性があるとしています。
少し手間ですが、最速で充電したいのであれば、ケースを外してワイヤレス充電をしたほうが良いということでしょう。
参考
How to wirelessly charge your iPhone 8 or iPhone 8 Plus – Apple サポート
・販売元: iTunes K.K. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ユーティリティ ・容量: 110.5 MB ・バージョン: 1.2 |