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ベンチマークソフト『Geekbench』を提供するPrimate Labs Inc.が、『iPhone 8』・『iPhone 8 Plus』・『iPhone X』で行われたとする性能テストの結果を公表しました。
iPhone Xより「8」の方が高スコアに
Primate Labs Inc.が公開している結果はシングルコア・マルチコア・Metalの3種類です。
シングルコアは計算処理を担うコアを1つだけ使った場合の結果、マルチコアはすべてのコアを使った場合の結果です。Metalはグラフィックの描画能力を示したものです。
スコアの数値が高いほど高性能であることを示しています。
シングルコア・マルチコアのスコアは、iPhone XよりもiPhone 8の方が高いです。正確な理由は不明ですが、iPhone 8の方が画面解像度が低いことと関係があるかもしれません。
マルチコアのスコアでiPhone 8とこれまでのiPhoneを比較した場合、『iPhone 7』比で約1.8倍、『iPhone 6s』比で約2.6倍、『iPhone 6』比で約4.2倍、『iPhone 5s』比で約4.9倍になります。
最大動作速度は不明
iPhone 8/8 Plus/Xのデータとして公開されている内容を詳しく見てみると、いずれもプロセッサは「A11 Bionic」チップに分類され、コア数は「6」(4つの効率コア+2つの性能コア)です。
しかし、最大動作速度は「0MHz」と記録されています。現在のGeekbenchアプリでは計測できないようです。
iPhone 8/8 Plus/Xでチップ性能に差はない?
もし今回の情報が正しければ、最大の処理能力を必要とする場面ではiPhone 8/8 Plus/XのA11 Bionicチップに性能の差はないことになります。
これらのスコアは正式発売の前に公開されている情報なので、その正確性は不明です。
iPhone 8とiPhone Xの相違点はいくつかありますが、共通点もあるのでぜひチェックしてみてください。
→ 【予約前に要確認】iPhone 8でも出来ること・iPhone Xでしか出来ないこと
参考
- iOS Benchmarks – Geekbench Browser
- @geekbench – Twitter
・販売元: Primate Labs Inc. ・掲載時のDL価格: ¥120 ・カテゴリ: ユーティリティ ・容量: 93.2 MB ・バージョン: 4.1.1 |