画像:Apple
新しいiPhoneが発表されて気になるのは「バッテリーがどれくらい持つのか」。
2015年に発売された『iPhone 6s』から今回発表された『iPhone X』・『iPhone 8』まで、まとめて比較します。
iPhone X/8/7/6s/SEのバッテリー比較
※いずれもAppleが測定・公開している最大値です。
インターネット利用時間だけに限って見ると、iPhone X/8は必ずしも旧モデルに勝っているわけではありません。より大容量のバッテリーを搭載できる「Plus」モデルを除けば、『iPhone SE』が13時間でトップです。
iPhone 6s・『iPhone 6s Plus』・iPhone SEの連続通話時間・ビデオ再生・オーディオ再生は「ワイヤレス」利用時の値ではありません。
「ワイヤレス」についてAppleは説明していませんが、「ワイヤレス」利用時の値が公表されている機種はいずれもイヤホンジャックがありません。したがって、Bluetoothでの利用を想定しているようです。消費電力はワイヤレス利用時の方が多いと考えられます。
そのためか、ワイヤレス利用時の値ではないiPhone 6s Plusのビデオ再生・オーディオ再生時間はiPhone X/8 Plusと同等か、それより長いです。
バッテリーの持ちは良くなったのか?
iPhone Xの仕様には「iPhone 7より最大2時間長いバッテリー駆動時間」と書かれていますが、どんな条件で2時間長いのかは不明です。
「連続通話時間」は7時間増、「オーディオ再生」は20時間増(iPhone 7比)と進化しています。一方で「インターネット利用」・「ビデオ再生」に変化はありません。
iPhone 8の仕様には「iPhone 7とほぼ同じバッテリー駆動時間」と書かれており、公表されている各種テストの値も同じです。
これらの値を見る限り、iPhoneを主に通話やオーディオ再生の用途で使うことが多く、1回の充電でより長い時間使えることを求めるなら、『iPhone 7』・iPhone 8よりもiPhone Xが良い選択肢だと考えられます。
サイズが大きくても構わない、ということであれば『iPhone 8 Plus』が最有力候補です。出費を抑えるなら『iPhone 7 Plus』も選択肢に入るでしょう。今回の新製品発表で値下げされました。
参考
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