正確な予測が比較的多いことで知られる、KGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏による、iPhone 8(iPhone X)に関する新たな予測が明らかになりました
本体色に関係なく、画面保護パネルは「黒」のみ
iPhone 8にはホワイト・ブラック・ゴールドと3色のカラーが用意される、と以前にも予測していましたが、その時は画面保護パネルの色がどうなるのかは不明でした。
Kuo氏は今回、画面保護パネルは黒色のみになる、と予測しています。
これまでのiPhoneの配色通りなら、ホワイトとゴールドには白色のパネル、ブラックには黒色のパネルが組み合わされるはずです。なぜ変更するのでしょうか。
その要因の1つと考えられるのが、画面に出っ張る受話口やセンサーです。
#iPhone8 Render aligned with tempered glass. pic.twitter.com/OwJ2R3VxBb
— Benjamin Geskin (@VenyaGeskin1) 2017年6月17日
センサーやカメラが黒く、画面に出っ張るような形になることから、白色では目立つ・浮く恐れがあります。これを回避するために画面保護パネルの色は黒のみにした、と考えられます。
画像:Martin Hajek
なお、今回の3色のうち1つは以前と同じく「ゴールド」と表現されており、噂されているローズゴールド風の「ブラッシュゴールド」や「コッパーゴールド」なのかは不明です。
ただし、流出したGM版『iOS 11』からは、第3世代Apple Watch向けと思われる「ブラッシュゴールド(Blush Gold)」というカラー名が発見されているので、名前はゴールドではなくブラッシュゴールドになるかもしれません。実際の色合いは不明です。
「出っ張り」に収められるセンサー類は4つ
Kuo氏の予測によると、出っ張りには向かって左から3Dセンサーの受光部・近接センサー・環境光センサー・FaceTimeカメラ・3Dセンサーの発光部が搭載されます。
これまでのiPhoneとの違いは、3Dセンサーの受光部と発光部です。赤外線を照射してその反射を読み取ることで、被写体の顔を立体的に識別できると予測されています。このデータをFaceTimeカメラで撮影した画像と組み合わせ、顔認証を行うようです。
環境光センサーは、周囲の状況に応じて画面のホワイトバランスを調整するTrue Toneディスプレイに活用される、とKuo氏は予測。流出したGM版iOS 11でもその点は裏付けられています。
参考
- KGI: Breakdown of iPhone 8 3D sensors, all colors to come with black front | 9to5Mac
- Firmware points to new Apple Watch case finishes: ‘Blush Gold’ aluminium and ‘Gray’ ceramic | 9to5Mac
- Inner workings of Apple's 'Face ID' camera for 'iPhone 8' detailed in report – AppleInsider
・販売元: iTunes K.K. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ショッピング ・容量: 74.5 MB ・バージョン: 4.3 |